木村 達也
IT本部 情報システム第二部
2020年入社/コンピュータ理工学部 コンピュータ理工学科
※所属は取材当時のものです。
昇降機の製造・メンテナンスに必要な部品等の調達業務に関わるシステムの保守・運用、問い合わせ対応、システムの開発・改修を担当。「社内の多くの方々への影響力が大きく、会社にとって非常に重要なシステムを任せてもらえていることが、仕事に取り組むモチベーションになっています。」
EVERYDAY LIFE
当たり前をつくっていく
マネジメント力を発揮し、
改修プロジェクトを成功に導く
調達業務に関わるシステムの改修プロジェクトで最近多いテーマは、自動化。営業所の方々が全ての部品を一つ一つ手配する手間を省くべく、自動的に手配する部品の対象を拡大するにあたって、改修プロジェクトがスタートしたのもその一環です。ところが、当改修プロジェクトがスタートした矢先、問題が起こりました。これまで長年、開発実務をご協力いただいていたベンダーから、ある事情で今回は対応できないとの知らせが入ったのです。私たちはシステム開発の最上流の要件定義を行った後、外部パートナーのベンダーに開発実務を協力いただきつつ、リリースまで責任を持ってプロジェクトを進めていきます。そのため、ベンダーとの信頼関係はプロジェクト推進において重要な鍵を握ります。だからこそ、長年、信頼関係を培ってきたベンダーに依頼できないのは大きな痛手でした。
新しく依頼するベンダーとの協働はやはり、これまで通りにはいかないところがあり、進捗管理に苦労するのは目に見えていました。しかし、ベンダーと協働しつつ、改修プロジェクトをやり遂げることが私の使命です。そこで、各プロセスの遅延をあらかじめ織り込んで、最初の段階で前倒しを行い、その後の遅延の影響調整も行いました。さらにテストに関しては私自身が入ってベンダーの方に教えたりも… …。苦労しつつも予定通り、リリースできた時は、ほっとしました。同時に、この経験を通して、プロジェクトを動かしていくマネジメントスキルが確実に向上したという手応えを感じました。

Q1
日立ビルシステムに入社を決めた理由
IT関連の仕事で、かつ何か大きいものに携われる会社を探しているなかで当社を発見しました。そこから日々多くの人が利用する昇降機事業に興味を持ち、また、日立グループの安定した経営基盤と、充実した福利厚生に魅力を感じ、入社を決めました。
Q2
入社して感じる日立ビルシステムの魅力
福利厚生と英会話やeラーニングなどの教育が充実しています。また、入社後は若手のうちから責任ある仕事を任せてもらえていることも魅力。街中で当社製の昇降機を見かけると、「これは、自分が担当しているシステムで手配した部品等で作ったものだ」とうれしくなります。
Q3
今後挑戦してみたいこと
現在は既にあるシステムの運用、保守、そのシステムの追加改修を行っていますが、今後は新規のシステムの立ち上げに携わってみたいです。また、既存システムを追加改修する際も、ユーザー部門から直接相談してもらえるようになりたいですね。そして、ゆくゆくは、◯◯システムの第一人者になれたらいいなと思っています。
Q4
応募者へのメッセージ
当社はすごく働きやすい会社です。私自身、フレックス勤務を使ってちょっと遅めに出社したり、また週2〜3回は在宅勤務を行ったり、柔軟に働き方を選択できます。また、昇降機という社会インフラを担う製品を扱っているので、自分の仕事が社会の役に立っていることを実感しやすいのも良いところ。ぜひ一緒に働きましょう!
MY JOB TYPE
私の仕事
複雑な調達業務をひもとき、
その課題をシステムに落とし込む
私が担当している、昇降機の製造・メンテナンスに必要な部品等の調達業務に関わるシステムには、在庫管理、モノの手配、発注〜着荷後の検収など、さまざまな機能が備わっています。当システムを使っているユーザーは、日々、モノの手配を行う各営業所の方々と、モノの調達を担う調達部門の方々。当社全体のモノの手配のほぼ全てを司っているシステムであり、その影響力は計り知れません。当システムに不具合が起きると、昇降機の製造はもちろん、営業所の先にいるお客さまにもご迷惑をおかけしかねない状況になるからです。その責任感を胸に、常に保守・運用・問い合わせ対応を行っています。また、こうした日常業務と同時に、機能追加や改修など、さまざまな課題をテーマとした改修プロジェクトも進めています。例えば、調達部門から「半導体不足で部品の納入が予想以上に遅延するため、その状況に合った設定ができるよう改修してほしい」との要望があり、改修を行ったのもその一例です。私は2年目から当システムを任されていますが、今も難しさを感じるのは、調達業務の複雑さ。しかし、その複雑な調達業務をひもとき、深く理解し、調達部門側の要望をうまくシステムに落とし込むことができた時には、現場に貢献できたことが目に見えて分かります。そこに醍醐味を感じています。

KEYWORD仕事のキーワード
- システム開発は業務遂行の核
- 在宅勤務しやすい職種 PCがあればどこでも
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