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Hitachi

社員紹介 フィールドエンジニア

宮下 翔

首都圏支社 東京北支店
2021年入社/理工学部 電気工学科

※所属は取材当時のものです。

フィールドエンジニアとして、昇降機のメンテナンスや定期点検、お客さまへ部品交換の提案や部品交換対応、緊急時の対応を担当。「チームで荒川区全域を担当。万一、個人で困難な局面があっても必ずチームの力を結集し解決することができるのが心強いです。」

EVERYDAY LIFE

当たり前をつくっていく

より安全にエレベーターを
ご利用いただくために

昇降機の保全業務を確実に行うことはもちろん、お客さまに、より安全・安心・快適に昇降機をご利用いただくために、部品交換やその他の設備設置等の提案をすることも、フィールドエンジニアの重要な仕事の一つです。昨今、大きな地震が頻発していることを受けて、定期点検でお伺いしているお客さまに対して、万一の備えとして、エレベーター内への防災キャビネット(水や簡易トイレ、携帯充電器などの非常備品)の設置提案を行ったこともその一環。地震発生時や停電時にエレベーターが最寄りの階で停止し、利用者の閉じ込めを防ぐ機能を提供していますが、全てのエレベーターで採用されているわけではなく、また、地震の揺れの大きさなど、条件によっては、機能が搭載されていても階間で止まってしまうことがあります。その際は、私たちフィールドエンジニアが最優先で駆け付け、利用者を救出しますが、大規模地震発生時などには、救出に時間がかかってしまうことも。そんな時、防災キャビネットがあれば、お客さまに、より安心していただけます。

その取り組みの中で、お客さまの思いに寄り添うことができたなと実感できたのは、定期点検の際、防災キャビネットの設置提案を行った時のことです。お客さまから「私も最近の地震の多さには不安を感じているところだった。日立さんにそのような商品の取り扱いがあることを知らなかったので、提案してくれて非常にありがたい。さすが日立さんですね」とのお言葉をいただきました。後日、無事に設置させていただいた時は、お客さまとの信頼関係がさらに深まったと感じました。このようにお客さまの最前線で働くフィールドエンジニアは、お客さまと接する機会が多いことから、日頃から気になることやお悩みごとの相談をいただきます。それぞれに直接対応し、解決できると、そのたびに感謝され、それによってお客さまとの信頼関係が深まる。フィールドエンジニアとは、そんな好循環が生まれる幸せな仕事だなと思います。

Q1

日立ビルシステムに入社を決めた理由

日立という大きな看板を背負っている安定感が、大きな理由の一つ。また、エレベーターやエスカレーターは人々の身近にあり、自分の取り組みの成果が分かりやすいと思ったこと、また今後AIが発展しても、技術職は失われることのない職種だと思えたことも、入社を決めた理由です。

Q2

入社して感じる日立ビルシステムの魅力

住宅手当などの各種手当や、カフェテリアプラン(※)まで、福利厚生が非常に整っているところです。また、フィールドエンジニアの仕事は、当社の昇降機の進化に伴い、新たに必要となる技術や知識も増えたりと、どこまでも追求しがいのある仕事であることが大きな魅力です。

(※)各従業員に福利厚生費をポイント化して付与し、各自が希望する福利厚生メニューを選択・利用できる制度

Q3

今後挑戦してみたいこと

直近の目標は、私がいることによって営業所管内の昇降機の品質が良くなったと思われるような人財になることです。将来的には、技術力を高め、海外拠点で仕事をしてみたいですね。いつの日か、世界に誇れる技術者になりたいと思っています。

Q4

応募者へのメッセージ

フィールドエンジニアは、非常にやりがい、達成感があり、お客さまの生の声が聞ける素敵な仕事です。また、チーム一丸、営業所一丸となって、お客さま第一で仕事に取り組むことができるのも気持ちの良いところ。入社されたら、その時は和気あいあい、楽しい職場で一緒に頑張りましょう。

MY JOB TYPE

私の仕事

技術・知識を駆使して、
お客さまの“当たり前”を保つ

フィールドエンジニアとして心がけているのは、昇降機を当たり前に利用いただける状態を保つこと。つまり、音や振動などを気にすることなくエレベーターに乗って、気付いたら行きたい階に着いていた、という状態にすることです。そのためにメンテナンス・点検・部品交換や調整を行う範囲は、エレベーターであれば、かご、ドア、安全装置、かごが動いている昇降路内、レール、ロープと巻上機、制御盤内の数多くの機器など、さまざま。それぞれがどういう状態であることが“正常“なのか、しっかりと把握した上で確認する必要があります。また、機種ごとに点検の仕方も異なるため、必ず製品の資料を読み込み、それでも不明点があれば、調べたり、社内の知見者に聞いて明らかにするようにしています。そうした知識・情報を得た上で、現場でメンテナンスや点検を行うのはフィールドエンジニアであり、そこに自分の腕が試されます。そんな中、故障・不具合発生時の対応などで、自分の力で解決できた際は達成感が得られます。また、フィールドエンジニアの仕事の大きな魅力は、お客さまと直接話す機会が多いこと。「おかげで安心して乗れるよ」「点検してくれてありがとう」など、感謝の言葉をいただくたびにやりがいを感じます。

KEYWORD仕事のキーワード

  • お客さま第一主義
  • ありがとうが身近にある仕事
  • 安全・安心・快適に利用いただける昇降機づくり

CAREER PATH

キャリアパス

2021

新入社員教育に参加。昇降機の知識や基本的な業務知識、マナーなどを学ぶ。社会人になったことを実感し、プロ意識に目覚める。

2023

フィールドエンジニアとして2年半程を経た頃、3年次研修に参加。技術面、知識面において、より専門的な知識を学ぶ。両面において優れていることが認められ、優秀研修生に選ばれ表彰を受ける。

2023

チーム内の売上予算管理担当に就任。お客さまの製品の劣化状況を踏まえて、お客さまそれぞれに合わせた品質・安全向上の提案を実施。自社の技術力の高さを再認識する。

SCHEDULE

1日の仕事の流れ

08:50

全体朝礼に参加。安全に関する報告などを共有するとともに、一日のスケジュールを再確認する

10:00

お客さま先にてエレベーターの点検を実施

12:00

昼食、休憩

13:00

お客さま先にてエレベーターの点検を実施

15:00

お客さまよりエレベーターの不具合に関して連絡があり、現地対応

18:00

翌日のスケジュールを確認・準備して帰宅