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社員紹介 営業

田口 莉衣

首都圏支社 第五営業部
2012年入社/文化構想学部 文化構想学科

※所属は取材当時のものです。

昇降機の新設営業を担当。日々、施主、建設会社、設計事務所への提案活動に取り組んでいる。「単に昇降機の販売を行うのではなく、お客さまの課題を解決することが私の仕事。お客さまの要望を聞き取り、それを社内に展開し、要望を叶えられるようにお手伝いすることこそが重要だと考えています。」

EVERYDAY LIFE

当たり前をつくっていく

費用とデザイン性の両立を実現し、
特殊な仕様のエレベーターの受注に成功

営業として最も印象に残っているのは、高級ホテルへのエレベーター導入の案件です。本案件の始まりは、ホテルの設計・施工を担う建設会社(本案件の直接のお客さま)のお声掛けから。お話を伺ってみると、施主さまの要望が非常に特殊なデザインで、その瞬間、「正直、かなり難易度が高い」と感じました。当社には高度かつ豊富な技術力があるため、実績のない仕様でも費用を度外視すれば大抵のことはできます。しかし、予算内に収めるとなると話は違います。そこで、私は要望を細かくヒアリングした上で、社内の技術部署や工場と、「お客さまが絶対に実現したいもの以外で費用を削減できないか」「これを省いたら費用を削減できるか」といったやり取りを幾度となく行い、どこまで実現できるか、一つ一つ詰めていきました。

その結果、競合他社が追随できないほど、特殊な仕様をしっかりと提案に落とし込むことができ、見事に受注を勝ち取りました。しかし、受注後も施主さまの要望で仕様が何度も変わり、その都度、打ち合わせを重ねては再提案を行うなど、苦労は続きました。それほどに施主さまのホテルのデザインに対するこだわりは強かったのだと思います。私たちもその情熱に応えるべく尽力し、最終的にはお客さま、施主さまにご満足いただけるものに。まだ竣工は迎えていませんが、出来上がった建物を見るのがとても楽しみです。ゴールまでには幾多の困難はあるものの、それらをいろいろな部署の方々と協力して乗り越えていく中で、自分が受注した台数分、目で見える形で成果も増えていく。それが営業の醍醐味だと、改めて実感した経験となりました。

Q1

日立ビルシステムに入社を決めた理由

就職活動当初より、自分が日常的に使うものをつくるメーカーを志望。その中でも当社に興味を持ったのは、自身も毎日のように利用し、身近で必要不可欠なものと実感している昇降機に携わることができるから。「日立」という看板を背負っており、技術力に安心感があり、自信を持って営業できると思ったことも大きかったです。

Q2

入社して感じる日立ビルシステムの魅力

昇降機に関して、新規の納入からメンテナンス・修理、リニューアルまで、何にでも対応でき、昇降機のことで困ったら、当社に聞けば解決できる。そんな昇降機のプロフェッショナル集団であることが魅力です。営業活動をしていても、お客さまからの技術面での信頼感が非常に高いことを実感しています。

Q3

今後挑戦してみたいこと

現在所属する部署では、エレベーター1〜2台が設置される規模の建物を主に担当していますが、今後は何十台もの昇降機が納入される大規模物件に携わりたいと考えています。そうなると、今よりももっと多くの関係部署と連携することにもなり、自分の大きな成長にもつながるはずです。

Q4

応募者へのメッセージ

入社当初はエレベーターがそもそもどのようなモノなのか、恐らく難しくて分からないと思います。私もそうでした。でも、心配する必要はありません。充実した研修がありますし、頼もしい先輩や上司がサポートしてくれますから。働きやすい環境で、仕事もプライベートも充実させていきましょう!

MY JOB TYPE

私の仕事

お客さまの課題を解決する。
それが昇降機の受注につながる

私のミッションは、建物の施主や建設会社、設計事務所などのお客さまに対して、新設の昇降機を提案し、販売すること。そこでの営業のポイントは、建物が着工されるかなり以前から案件を追いかけて、当社の昇降機を採用していただけるように提案活動を行っていくことです。例えば、現在、急成長中の建設会社のお客さまを定期的に訪問しているのもその一環です。「この案件の状況はいかがですか?」などと会話をしながら、信頼関係を構築し、今ではお客さまが推進中の複数の案件のリストを提供してもらえるまでに。そのリストに記載されている工期を見て逆算し、良いタイミングで、「当社でこの案件の作図をさせてもらえませんか?」とアプローチすると、「もうすぐ作図を依頼しようと思っていたところだから、日立さんにするよ」などと言っていただけたりします。営業の仕事は、お客さまのその時々の状況やニーズを的確に捉え、それに応える提案を、タイミング良く行うことが重要なのです。このようにお客さまに寄り添った丁寧な対応を行い、その結果、「日立さんに頼んでよかった」と言われた時、大きな喜びを感じます。

KEYWORD仕事のキーワード

  • 社会・建物に不可欠な仕事
  • 多くの部門とチームで動く
  • お客さまの要望に寄り添いカスタムできる技術力

CAREER PATH

キャリアパス

2012

約半年間の新入社員教育(入社当時)で、社会人の基本や昇降機・ソリューション商品の基礎を学ぶ。半年間、寮生活をしながら、同期の仲間にも恵まれ、終業後や休日を含めて、仲間と一緒にいる日々で絆も深まった。

2021

昇降機メンテナンス・リニューアル・ソリューションの営業部署に配属。大手管理会社を担当し、営業としての基礎や、お客さまとの信頼関係構築の重要性を学ぶ。

2022

昇降機の新規納入の営業を担当することに。昇降機の新規納入から、その後のメンテナンス・リニューアルまで、総合して対応できるマルチ営業が行えるようになった。

SCHEDULE

1日の仕事の流れ

08:50

自宅にて勤務開始、メール確認・返信、電話対応

10:00

外出、お客さまとの打ち合わせ場所に向かう

11:00

建設会社と打ち合わせ(新規納入予定の昇降機についての質疑応答)

13:00

次の打ち合わせ場所付近に移動、カフェでメール確認・返信

14:00

デベロッパーと打ち合わせ(案件の進捗状況のヒアリングなど)

16:00

明日の打ち合わせの準備、上司への報告後、部下の相談に乗る

18:30

帰宅