玉田 千奈
技術本部 フロントエンジニアリング部
2019年入社/理工学部 情報工学科
※所属は取材当時のものです。
ビル管理・運用に関わるビルソリューション商品の提案・構築支援を行うソリューションエンジニアリンググループに所属。「お客さまの課題や要望を、ヒアリングを通じて把握。その上でビルに最適なシステムを導入するプロセスに携わり、ビルの完成まで見届けられることが大きな喜びです。」
EVERYDAY LIFE
当たり前をつくっていく
商業施設のより効率的な運用に向けて、
人流の画像解析システム導入を担う
私の成長の転機は、大手デベロッパーA社が展開する大型商業施設に、人流ダッシュボード(施設内の人の動きを画像解析するシステム)を導入する案件を任された時。A社の大型商業施設へ人流ダッシュボードの導入を最初に担ったのは私の上司でした。その効果が評価されたことで、新規開業する全国の施設へ順次導入が決まりましたが、それを引き継いだ私には、当然プレッシャーがかかりました。しかも、人流ダッシュボードは当社の商品と他の日立グループ会社の商品を連携させたものでしたが、当時の私は他の日立グループ会社の商品を扱った経験がありませんでした。不安がある中で、営業担当や上司のサポートを受けながら、お客さまと打ち合わせを重ね、複数の施設へ導入を進めていきました。
難しかったことは、お客さまが当社に期待されていた施設内の環境負荷の低減、コスト削減に繋げることです。お客さまの要望を最大限に叶えるのが私の使命です。社内や他の日立グループ会社、外部の協業メーカーと協議を何度も重ね、システムをかたちにしていきました。その結果、導入後にお客さまから高評価をいただき、「マーケティングにも使っているよ」と言っていただけた時は、自身の仕事に大きな価値を感じました。そして、次の施設にもシリーズ導入の運びとなり、担当としての責任も果たせたと思いました。

Q1
日立ビルシステムに入社を決めた理由
昇降機事業の他にビルソリューション事業を展開し、大学で学んでいた情報関連の知識を生かせること。また、各ビル設備の設計・製造・販売・メンテナンスを通して、会社全体でお客さまのビル事業に貢献できると知り志望しました。さらに、説明会に参加した際、産休を経て復帰する女性の比率が高いと聞き、とても働きやすい職場環境だと感じたことも決め手になりました。
Q2
入社して感じる日立ビルシステムの魅力
昇降機はもちろん、ビルの価値向上に貢献するさまざまな商品やサービスがあり、お客さまも多岐にわたり、エンジニアとしてさまざまなアプローチができることが魅力です。また、業務も働き方もすごく自由。自分の考えやアイデアで業務を進めることができ、在宅勤務や休暇が取得しやすいことも気に入っています。
Q3
今後挑戦してみたいこと
新しい技術や革新的なアイデアを取り入れた案件を担当することです。そのための必須事項は、技術のトレンドや市場ニーズの把握。まだまだ知識が足りないので、今後一層、社内や日立グループの知見者から話を聞いたり、展示会などにも足を運んで、情報を取り入れていこうと考えています。
Q4
応募者へのメッセージ
就職活動は、自分自身のことや、自分の将来についてよく考えることができる数少ない機会です。大変なこともあるかと思いますが、楽しみながら頑張ってください!きっと自分に合った会社と出会えます。有意義な就職活動になることを祈っています。
MY JOB TYPE
私の仕事
お客さまの課題解決に向け、
ビルソリューション商品の提案・構築支援を担う
デベロッパーや設計事務所、建設会社などのお客さまから、既存・新築のビルに対する課題を伺い、その解決に向けたビルソリューション商品の提案・構築支援を行うのが、私が所属する部署のミッションです。ビルソリューション商品のラインナップは、空調設備や防犯カメラから、設備管理、入退室管理、画像解析のシステムまで多種多様。当部署は、外部からもハードウェア・ソフトウェアを取り入れるシステムインテグレーションも行っており、お客さまそれぞれの要望に合わせた、最適なビルソリューションを提供できるのが当社の強みです。それはエンジニアとしての醍醐味でもあり、難しさでもあります。案件ごとに進め方も考え方も異なるため、お客さまとの打ち合わせの中でニーズを正確に把握することはもちろん、技術に対する高いレベルでの習熟も求められます。しかし、幾多の困難を乗り越え、お客さまのビルに最適なシステムを導入し、ビルが完成した時の喜びは何ものにも代え難いものがあります。

KEYWORD仕事のキーワード
- 休暇の種類が多い
- ビルのあらゆるフェーズに価値を創出できる
- 自由(休暇取得 業務調整 在宅勤務)
CAREER PATH
キャリアパス
SCHEDULE