フィールド
エンジニア
山田 翔太
首都圏支社 東京北支店
2025年入社/工業高校 機械科
※所属は取材当時のものです。
フィールドエンジニアとして、上野駅周辺の駅、美術館、博物館、オフィスビル、商業ビル、マンションなど多岐にわたるエレベーター・エスカレーターのメンテナンスを担当。「ルールを守り、手を抜かずに真剣に作業に取り組み、曖昧な判断で行動しない。その姿勢を常に意識し、現場に臨んでいます。」
MY WORK 私の仕事
現場ごとに異なる要件を的確に捉え、
昇降機のメンテナンスを完遂
私は主に、上野駅周辺エリアの建物に設置されたエレベーター、エスカレーターのメンテナンスを行っています。1日に訪門する現場数は、おおよそ3〜4カ所。設置台数の多い大規模駅などの場合は1日がかりの作業になることもあります。現場ごとにエレベーター、エスカレーターの機種、設置環境、使用年数などは異なり、それに伴って点検内容や部品交換のタイミング、安全面の留意点が変わることがこの仕事の難しいところです。また、限られた時間内で作業を終えるため、「いかに効率的、かつ確実に安全に進められるか」を常に考える必要もあります。さらに現場に入る前の事前準備についても「この機種のメンテナンスには粘度の高い専用の潤滑油を用意する必要がある」「この作業には特殊な工具が不可欠だ」など、細かな違いがあります。そのため、それぞれの状況を正確に把握し、適切な作業を遂行するには、高い経験値が求められます。
私は今、各現場で先輩から一つ一つ教わりながら知識を頭に叩き込み、手を動かして技術を習得している最中で、いわば「修行中の身」。しかし、元々機械いじりが好きでさまざまな機器に触れたいと思っていた自分にとって、日常的に多くの機械や機器に向き合う現在の仕事環境は大きな喜びにつながっています。

Q1
転職を考え始めたきっかけは?
前職ではエレベーターのリニューアル工事に携わっており、工事の際に「もう少しメンテナンスが行き届いていれば…」と思う場面に何度か遭遇していました。そして、エレベーターを長く安全に使用していただくには日々のメンテナンスが大事だと思い至り、メンテナンスを担うフィールドエンジニアへの転職を決意しました。
Q2
転職にあたって重視したことは?
働きやすさ、相談のしやすさ、そして成長の機会があることです。当社にその環境があると確信できたのは、別の当社営業所でフィールドエンジニアとして働く兄の存在があったからです。兄から具体的な仕事内容や職場の雰囲気を聞き、「リファラル採用制度」という社員からの紹介制度を利用することで当社への入社が叶いました。
Q3
転職して感じる日立ビルシステムの魅力
豊富な教育プログラムがあり、自身の技術力を磨き成長できる環境があることに魅力を感じています。入社後1カ月間の新人教育を始めとする1年次教育からスタートし、2年次、3年次と続く年次別の専門教育が充実。配属後もOJT※として、現場で先輩方が一つ一つの作業方法、機器の扱い、安全管理まで実践的に指導してもらえるため、着実にステップアップできます。
※ OJT:On-the-Job Training
Q4
ご自身の仕事の社会貢献性について
自分がメンテナンスしたエレベーター、エスカレーターが、人々の日常に溶け込み、欠かせないインフラとして機能していることに大きな手応えを感じています。所属チームでは、上野周辺の駅や美術館など国内外の非常に多くの方々が日々利用する施設を担当しているため、社会を支えている実感がダイレクトに得られます。
Q5
日立ビルシステムはどんな社員が多いですか?
作業に対する責任意識が非常に高く、一切の妥協を許さないプロフェッショナルばかりです。「このくらいでいいだろう」という妥協は全くありません。その一方で、気さくな方ばかりで接しやすく、休憩中は雑談で盛り上がったり、美味しいランチのお店に連れて行ってもらったりなど、非常に馴染みやすい雰囲気です。
Q6
日立ビルシステムの中で、今後挑戦してみたいこと
まずは多様な現場で多くの経験を積み、知識と技術力を深めることで、一日も早く一人作業を遂行できるようになりたいです。そのためには自ら学ぶ姿勢が大切だと思っています。作業中でもわからないことをすぐに質問できる環境なので、先輩方の知見を貪欲に吸収していきたいと考えています。
EPISODE 当たり前をつくっていく
「再開」を待ちわびる人々の姿に、
この仕事の意義を再確認した日
配属後2カ月目、私は先輩と二人で、上野周辺の駅構内の8台のエスカレーターの点検作業を担当しました。研修で構造について学んでいたものの、実際の現場での点検はこの日が初めてでした。
まずエスカレーターの乗り口と降り口に点検柵を設置し、先輩の指導の下、機械室内の異物除去や清掃、安全装置の動作確認など、1台あたり約1時間かけて丁寧に作業を行い、次のエスカレーターへ。駅構内は外国人観光客を含め人通りが激しく、工具一つ運ぶにも人にぶつからないよう細心の注意を払わなければなりません。また、新しい機種と古い機種では点検方法が異なるなど、その場で先輩から教わったことを必死に頭に叩き込みながら丁寧に点検作業を進めていきました。
そして、最後の8台目の点検が終了したのは夕方。後片付けをし、点検柵を撤去した瞬間、待ち構えていた多くの駅利用客が一斉にエスカレーターを利用し始めました。その光景は今も目に焼きついています。「これほど多くの人たちがエスカレーターの稼働再開を待ち望んでいたんだ」と。自分たちの仕事が人々の安全な移動を支えているのだと、改めて実感し胸が熱くなった瞬間でした。

CAREER PATH




