ページの本文へ

日常手入れのポイント

  • 清掃・手入れ時は、エスカレーターを停止させてください。
    運転しながら作業を行うと、挟まれや巻き込まれにより、けがをする恐れがあります。

ハンドレール(手すり)の手入れ

  • ハンドレールの汚れを放置しておくと汚れが落ちにくくなりますので、普段は柔らかい布でこまめに拭いてください。
  • 軽い汚れの場合は、布に水をふくませて拭いた後にから拭きし、完全に水気をとってください。
  • 手あかや油等の汚れを拭き取る場合、および消毒の場合は、当社指定の「日立ハンドレールクリーナー」を布にふくませて拭いてください。「日立ハンドレールクリーナー」以外のもの、特に下表の溶剤・洗剤の使用は厳禁です。

    使用不可の洗剤

    硫酸類 メタノール類 アンモニア類
    ベンゼン類 アルカリ性洗剤 ガソリン類
    アセトン類 塩素系洗剤 アルコール類
    シンナー類 可性ソーダ類 床掃除用ワックス
    トルエン類 塩素類 油類

    コム(くし)、デマケーション、ハンドレール入り込み口、パネル縁、イメージランプ、イルミネーションパネル、ランプカバーなどのプラスチック部品は「中性洗剤」で清掃してください。上表の溶剤やセメント、モルタルの付着は厳禁です。

ステップ(踏段)とコム(くし)

  • ステップの溝に小石やガムなどが挟まっているときは、エスカレーターを止めて取り除いてください。物が挟まっていると、ステップの溝やコムの歯が欠けて靴が挟まれるといった事故の原因になることがあります。

滑り剤の塗布

  • 2カ月に1回程度、エスカレーターを止めて当社指定の滑り剤を塗布してください。スカートガードやライザー(蹴上げ)部にビニール靴やゴム靴などを密着させて乗ると、隙間に引き込まれる恐れがありますが、滑り剤を塗布すると表面の滑りがよくなり、挟まれにくくなります。

パネル、デッキカバーなどの意匠品

  • ごみやほこりを付着したままにしておくと、汚れが落ちにくくなります。
  • エスカレーターの意匠材は、セメントやモルタルなどが付着すると変色することがありますので、工事等を行う際は、カバーをするなど保護をしてください。

カバープレート、コムプレート

  • 乗降口は通路になりますが、エスカレーター機械室の上ぶたを兼ねています。エスカレーター周辺の清掃を行う場合には、エスカレーター機器内部に水を入れないようにしてください。
image