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利用者への指導について

エレベーターの日常管理が十分でも、利用者の方に誤った使い方をされては、故障ばかりか事故の原因にもなりかねません。
未然に故障や事故を防ぐためにも適宜巡回し、利用者への指導を行ってください。

危険

地震時、火災時にはエレベーターによる避難を禁止させてください。

エレベーターによる避難は、次のようなことが予想されますのでやめさせてください。

  • 火災時、乗場ボタンが押されていることで、火災階で戸が開き、かご内に延焼する。
    停電でかご内に閉じ込められる。
  • 皆がエレベーターへ殺到するため、かごがなかなか来ない、定員オーバーで戸が閉まらないといった事態が発生し、混乱状態となり、大切な初期避難時間が失われる。

万一かご内に閉じ込められた際には、無理に脱出しないようインターホンを使って、指導してください。

かご内は密室となっていませんので、窒息の恐れはありません。
無理に脱出しようとすると、昇降路へ転落する恐れがあります。

幼児は一人で乗せないでください。

停電などでエスカレーターが急停止した場合、落下や転倒の恐れがあります。

静かに乗ってください。

かご内で跳んだり、跳ねたりするとエレベーターが突然停止し、閉じ込められる恐れがあります。

ひもやコードが戸に挟まれないようにしてください。

縄跳びのひもを首にかけていたり、犬をつないでいるひもなどが戸に挟まれると首絞め状態になる恐れがあります。

定員・積載量を守ってください。

定員・積載荷重を超えて乗り込むと戸が開いたままかごが下降し、床との間に挟まれる恐れがあります。

注意

押しボタンは丁寧に扱ってください。

押しボタンを硬い物や先の尖った物で突いたり、叩いたりすると、押しボタンが壊れる恐れがあります。

戸が閉じ始めたときは、無理に乗り込まないでください。

戸に挟まれてケガをする恐れがあります。
戸が閉まりつつあるときは、かごの戸の先端にあるセーフティシューを押すと戸は反転します。ただし、このセーフティシューの機能は戸開きのためのものではありません。

重い荷物を一度に乗せないでください。

台車で荷物を乗せるときは250kg以下に分けて積込みしてください。床タイルが割れたり、敷居が変形する恐れがあります。

  • 荷物用エレベーターは除きます。

重い配膳車等を乗せないでください。

冷温式配膳車等の重量を確認してください。総重量250kg以下でご利用ください。床タイルが割れたり、敷居が変形する恐れがあります。

  • 荷物用エレベーターは除きます。

かご内は火気厳禁です。

タバコは灰皿に捨ててから乗ってください。吸殻が、かごと乗場のすき間に落ちると火災の原因になります。

戸に手を触れたり、こじ開けたりしないでください。

開く戸に引き込まれる恐れがあります。

乗り場付近では、子どもを遊ばせないでください。

戸に挟まれたり、引き込まれたりする恐れがあります。

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