定期分解整備による効率運転維持が、機器の性能維持と長寿命化のポイントです。
分解、清掃、および消耗品の交換(真空ポンプ付き機種の場合)
機内の吸収液に鉄・銅酸化物など不純物があると、冷凍機の性能低下やポンプ故障につながります。長年の運転により機内に蓄積した不純物を取り除きます。
自動抽気装置など、気密保持部品を整備・交換し、経年劣化や汚損で低下した弁機能を回復します。
接点摩耗や絶縁低下など、経年劣化による電気品の突然故障リスクを抑えます。
燃焼装置の故障や劣化は、不完全燃焼や冷房能力の低下につながります。整備・部品交換を行い、安定した燃焼を維持します。
燃ポンプローターの金属付着のチェック、および研磨、交換により、突然の機器停止リスクを防ぎます。ポンプ内部への金属付着や消耗品の劣化は、ポンプロックと呼ばれる運転不能状態に発展することがあります。
煤が多量に付着すると、熱伝導の低下や燃焼不良、本体腐食の原因になります。炉内洗浄により、正常な燃焼を維持します。
経年により劣化します。微小な空気の侵入は冷房能力の低下や本体腐食の原因になります。劣化前の交換により微小な空気の侵入を防ぎます