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本体機器の部品交換

定期分解整備(オーバーホール)

定期分解整備による効率運転維持が、機器の性能維持と長寿命化のポイントです。

真空ポンプ分解整備

分解、清掃、および消耗品の交換(真空ポンプ付き機種の場合)

溶液精製
溶液中の錆などの除去

機内の吸収液に鉄・銅酸化物など不純物があると、冷凍機の性能低下やポンプ故障につながります。長年の運転により機内に蓄積した不純物を取り除きます。

弁機能の点検・整備
電磁弁などの分解、点検および交換

自動抽気装置など、気密保持部品を整備・交換し、経年劣化や汚損で低下した弁機能を回復します。

制御盤部品交換
電気計装品の交換(補助リレー、マグネットスイッチなど)

接点摩耗や絶縁低下など、経年劣化による電気品の突然故障リスクを抑えます。

バーナー分解整備
部品交換(交換対象品)、点検清掃(バーナーファン、ノズルなど)

燃焼装置の故障や劣化は、不完全燃焼や冷房能力の低下につながります。整備・部品交換を行い、安定した燃焼を維持します。

ポンプの点検・整備
(冷媒ポンプ、溶液ポンプ)
軸受などの消耗部品の交換、ローターへの金属付着チェックおよび研磨、交換

燃ポンプローターの金属付着のチェック、および研磨、交換により、突然の機器停止リスクを防ぎます。ポンプ内部への金属付着や消耗品の劣化は、ポンプロックと呼ばれる運転不能状態に発展することがあります。

炉内洗浄
燃焼により付着した煤の洗浄(煤の付着程度により洗浄方法は異なります)

煤が多量に付着すると、熱伝導の低下や燃焼不良、本体腐食の原因になります。炉内洗浄により、正常な燃焼を維持します。

真空気密部パッキン交換
Oリング、パッキン部品交換

経年により劣化します。微小な空気の侵入は冷房能力の低下や本体腐食の原因になります。劣化前の交換により微小な空気の侵入を防ぎます

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