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Hitachi

株式会社日立ビルシステム

ビルの経費節減はもちろん、二酸化炭素(CO2)の排出を抑え、地球温暖化を防ぐためにはエネルギーの無駄遣いを見直す必要があります。
とくに夏はエネルギー消費の多い季節。身の回りの無駄をチェックしてみませんか。
執筆=三浦邦夫(財団法人 省エネルギーセンター・スマートライフ推進本部長)

無駄な照明はきっちり消そう

オフィスのイメージ画像

照明の場合、消灯を徹底することにより、消費電力量の低減が期待できます。例えば、オフィスで照明器具の点灯回路が細分化されていないため、作業していない場所の照明も点灯したままとなっているケースがみられます。その場合、点灯回路を細分化すれば、大きな効果が期待できます。

昼光の有効利用(窓際消灯)も効果的です。照明器具としては、できるだけ蛍光ランプを選ぶようにしましょう。白熱電球と比べると寿命は約6倍、消費電力は3分の1以下です。また、インバーター式はすぐに点灯する、明るい、ちらつきがない、器具がコンパクトであるなどの特長とともに省エネ効果があります。

ブラインドを閉めると効果あり

ブラインドを閉めるイメージ画像

冷房効率対策として効果があるのは、ブラインドを用いて窓から差し込む直射日光をさえぎることです。例えばオフィスでは業務終了時に早朝の日射による熱負荷を下げるために東面ブラインドを閉めておくことで、エネルギーの節減になります。このブラインドコントロールは特に東西面において効果的です。

また冷房の設定温度1℃につき消費エネルギーが約10%削減されると言われています。できるだけ半袖などの軽装にして、必要以上に低い温度設定にすることは控えましょう。また、空調機のフィルターもこまめな清掃により消費エネルギーの低減が期待できます。

待機時消費電力の無駄を省こう

国際エネルギースター認定品のマークの画像
国際エネルギースター認定品のマーク

多くの家電製品は、リモコンで電源を切っただけでは電力を消費しています。また、主電源をオフにしても、タイマーやメモリー、内蔵時計などの機能を維持するために、電力を消費しています。これが待機時消費電力と呼ばれるもので、家庭で消費する電力のうち、約10%を占めるというデータもあります。この無駄を防ぐには、使用していない家電製品のプラグをコンセントから抜いておくことです。

オフィスにおけるパソコン、コピー機などのOA機器は「国際エネルギースター*認定品」を使用すれば、待機時の消費電力量の低減が図れます。また、最終退出時には確実に電源を切ることを心がけましょう。

省エネ性能を見極めよう

省エネラベリング制度のマーク画像
省エネラベリング制度のマーク

エネルギー消費機器は機種により省エネ性能が大きく異なる場合があります。JIS規格では一般消費者の製品購買選択時における指標となるよう「省エネラベリング制度」*を定めています。省エネ基準の達成率が100%以上の製品には緑色のマークが表示され、見た目にもわかり易くなっています。

エネルギー消費効率の高い製品は購入価格が高くても、ランニングコストが安く、長く使用するうちにトータルコストで割安になることが期待できます。地球にやさしい生活を意識してみませんか。

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対象品目は2004年5月末現在、エアコン・蛍光灯・テレビ・冷蔵庫等の家電品やストーブ、温水機器などの13品目です。