地震発生時、強く揺れる主要動(S波)が来る前の、初期微動(P波)を感知し、最寄り階で自動停止。戸を開き、利用者の避難を誘導します。主要動を感知しない弱い地震のときは、一定時間が過ぎた後、自動的に運転を再開。また、強い地震のときは、専門の技術者による点検が終わるまで、戸を閉じて運転を休止します。
停電を検知した場合に動力電源をバッテリーに切り替え、自動的にエレベーターを最寄り階まで運行して待機させます。自家発電設備のない建物において、停電時のかご内への閉じ込めを防ぎます。
液晶インジケーター
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火災が発生したとき、エレベーターを自動的に避難階に呼び戻し待機します。
液晶インジケーター
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万が一、故障により利用者がかご内に閉じ込められた場合、管制センターからかご内のインターホンとカメラ映像で状況を確認。エレベーターを遠隔操作し、素早く救出します。同時にエンジニアが緊急出動して、故障の点検・復旧を行います。また、遠隔救出時、かご内の液晶インジケーターに対応者の画像を表示するので、対応者の顔が見えることで、利用者の不安を和らげます。
かご内で暴れる、襲われる、倒れこむ・・・異常な状況には迅速に対応することが重要です。ヘリオスウォッチャーiは、防犯カメラと重量センサーを活用して異常行動を検知し、いたずらや犯罪に迅速に対応します。
利用者の“あばれ”などを検知し、音声での呼びかけを行うとともにエレベーターを最寄り階に停止させドアを開く“あばれ”検知と、利用者の急病などによる倒れこみといったエレベーター内の滞留を検知し、音声で呼びかけながら、エレベーターを指定階まで運転しドアを開く“滞留”検知があります。