入館者の認証に特定の動作を必要としない「ハンズフリーセキュリティシステム」は、 そのシステム構成から、優れた入退場時の認証環境を提供いたします。
タグを所持しているだけで、リーダーにかざすことなく個人を認証し、自動ドアや電気鍵などを開扉解錠。
荷物で両手がふさがっていても、そのままスムースな入場が可能です。
三軸アンテナ搭載により高い受信性能を実現。
ポケットに収納したり、既存のICカードのストラップなどに簡単に取り付け可能です。
廊下やドアのないところでも、仮想的にセキュリティゲートを設け、不許可者や不携帯者 の進行を検知できます。
出入口の内側と外側で認証することで、通過方向を判別します。
入場と退場を確実に区別することで、精度の高い在館者管理を実現します。
ドアが開いたタイミングで、複数の人が同時に重なって入場しても、すべての入(退)場を 検知します。これにより共連れによる履歴の取り損ねを防止します。
ドアが開いたタイミングで、入場しようとする不携帯者を検知*します。
検知時には、アラーム発砲や警備室に連絡し、ITVカメラで状況確認します。
不携帯者は、タグ携帯者から70cm以上離れて入場しようとした場合に検知します。
わずか数センチメートルしか電波の飛ばないICカードとは違い、飛距離のある無線を用
いたシステムのため、人目に触れる場所にカードリーダー等の設置が不要です。
タグ用のアンテナやセンサーは、床埋込みが可能なため、開放感のあるエントランスホール等を実現できます。
このため、建築意匠計画に影響を与えない自由な空間設計が可能となります。
エントランス通過時に、エレベーターの呼び制御を行う事ができます。
あらかじめドア通過時に許可階を判別しているので、エレベーターで登録されていない行き先階ボタンを押しても無効です。
これにより、万が一、侵入してしまった場合でも、任意の階に行くことは出来ません。
タグの不携帯者の侵入時(アラーム発報時)のみ監視カメラの映像を記録することも可能
です。
監視カメラの映像にフラグを入れることで、アラーム発報時の映像を容易に確認することもできます。