ページの本文へ

エスカレーター「VXシリーズ」:省エネルギー・環境対応

利用状況を感じ取り、効率良く省エネする。

インバーターの制御情報や各種センサーで、乗り降りする人の有無や混雑状況を感じ取り、効率的な運転を行う制御バリエーションをご用意しました。
さらに、全ての照明にLEDを採用。
また、無人時に自動で消灯するシステムを採用することで、省エネルギー化が図れます。

省エネルギー

欄干照明のLED化。LED
 

欄干照明付きガラスタイプ(UNタイプ)において、欄干照明にLEDを採用し、さらなる省エネルギー化を図りました。LEDのカラーバリエーション*も、5色をご用意しました。
標準装備仕様

欄干照明のカラーバリエーションについては、   「デザイン」のページをご参照ください。

無人時に消灯して消費電力を抑える、自動消灯システム。

利用者がいないときに、欄干照明やスカートガード照明を自動的に消灯し、消費電力を削減します。無人時微速運転との組み合わせにより、さらなる省エネルギー効果を発揮します。
有償付加仕様

・欄干照明の消費電力量※1および省エネルギー効果※2

MXシリーズ(蛍光灯)、VXシリーズ(LED)、VXシリーズ(LEDプラス自動消灯システム)の比較表

  1. 階高5m、1日13時間の運転として算出。消費電力には照明器具等を含む。
  2. 従来機種MXシリーズ対比とする。
  3. 消灯時間は、無人時微速運転の省エネルギー運転時間と同じく6時間として算出。

利用状況を感知して速度を制御する、
エコモード運転。

インバーター負荷情報から乗客負荷を検出し、利用者が少ないときは、 速度が遅くなったことを感じない程度の減速制御*を行います。利用者が少ない時間帯のあるような用途で省エネルギー効果を得られます。
基本仕様

高齢者など、多くの方への評価実験を通して最適な速度に設定しました。

エコモード運転イメージ

エコモード運転

これから乗る人に運転方向を分かりやすく伝える、
無人時微速運転。

利用者がいないときは10m⁄minで運転し、センサーが利用者を検知すると、インバーター制御装置によって定格速度30m⁄minに緩やかに加速し、一定時間経過後に自動的に10m⁄minに減速します。なお、利用者がいないときでも微速運転により運転方向を確認できるため、自動運転システムで設置する運転方向表示設備が不要になります。
有償付加仕様

無人時微速運転イメージ

無人時微速運転

空運転を低減して省エネルギーを図る、
自動運転システム。

乗降口手前に利用者を検知するセンサーを組み込んだ運転方向表示付きポールを設置し、利用者を検知すると自動的にエスカレーターを起動、一定時間経過後に停止します。閑散時の空運転を低減します。
有償付加仕様

自動運転システムイメージ

自動運転システム

・省エネルギー効果※1およびCO2排出抑制貢献量※2

省エネ効果:エコモード運転は年に821kWh、無人時微速運転は年に1970kWh、自動運転システムは年に3612kWh、CO2排出削減量:エコモード運転は年に0.36t、無人時微速運転は年に0.86t、自動運転システムは年に1.57t

  1. 効果算出機種はS1000型(照明なし)とし、階高5m、1日13時間の運転として設定。また、各省エネルギー運転の実施時間は2010年VXシリーズの稼働実績から設定。
    エコモード運転:10時間、無人時微速運転:6時間、自動運転システム:6時間とする。
  2. CO2排出抑制貢献量は0.436kg-CO2⁄kWhとして換算。(2008年 IEAガイドラインより引用)
    従来機種MXシリーズ(省エネルギー運転不付き)対比とする。

ダウンロード・設計サポート

カタログダウンロード

ダウンロード

昇降機プランニングサポート(会員サイト)

エレベーター、エスカレーター各機種のBIMパーツ、CADシンボルのダウンロードやWeb交通計算サービスなど便利な機能が使える会員サービスです。

導⼊事例

エレベーターをはじめとするビル設備と、データを活⽤したビル設備の最適化や管理効率化を提供するソリューションの導⼊事例をご紹介します。

導⼊事例

image

image