各機器の機能や運行状況を24時間365日、遠隔で監視・診断するシステムと、熟練したフィールドエンジニアによる保全技術を連携させたエレベーターメンテナンスです。
いつも安全・快適にエレベーターを運行していくためには、何かが起こる前にその兆候をみつけて対処する“予防保全”という考え方が大切です。エレベーター1台1台の稼働データを収集・解析することによって、それぞれのエレベーターに最適なメンテナンス計画を構築します。
異常の前兆をいち早くキャッチするために、お客さまのエレベーターを常に遠隔で監視・診断しています。
利用が少ない時間帯を使って、エレベーターのコンディション(基本運転性能)を自動的にチェック。点検結果はデータセンターへ転送され、点検履歴データとして蓄積されます。
専門技術者の操作によって、精密診断運転を行います。診断結果は、データセンターに送られて、過去の稼働データ・点検履歴データと比較され、その変化値を分析することで未来を予測した作業が可能になります。
故障時の運行データを自動的に収集・解析し、原因を突き止めてフィールドエンジニアに連絡。従来に比べ、復旧時間の短縮が可能です。
故障時の運行データを自動的に収集・解析し、復旧可否を判定。部品の交換や調整を必要としない軽度の故障については、遠隔操作で仮復旧させます。
自動診断運転の診断結果や、フィールドエンジニアによる点検の内容と結果は、メンテナンスレポートにてお客さまに毎回ご報告します。