エレベーターやエスカレーターはもちろん、さまざまなビル設備の稼働状況を24時間365日体制で監視。東京・大阪の2カ所に設置しバックアップ体制を取る管制システムで、不測の事態にも迅速に対応します。
日立ビルシステムグループは約100年の歴史があり、
これまでに地震、事故、水害などのさまざまな経験をしてきました。
その経験ごとに独自のメンテナンスを開発して、
いついかなるときでも人の移動を止めない“安全”を
メンテナンスポリシーとしています。
エレベーターやエスカレーターはもちろん、さまざまなビル設備の稼働状況を24時間365日体制で監視。東京・大阪の2カ所に設置しバックアップ体制を取る管制システムで、不測の事態にも迅速に対応します。
稼働データを一元管理し、ITを応用したシステムの頭脳として情報を提供しています。お客さまのエレベーターの稼働履歴、故障履歴などから、予防保全のための修理・作業計画策定を支援します。
緊急時の対応や予防保全をタイムリーに行えるよう、部品センターや各サービス拠点に数万点の部品をストックし、24時間体制で緊急時に備えています。
昇降機やビル設備に関する専門的な教育を実施して技術の向上をめざすとともに、自らの意思と責任で社会に貢献できる自立した人財の育成に努めています。
エレベーターをコントロールする制御盤につなぐことで、運転状態や法定検査項目数値をはじめ、機器の稼動状態をデジタル情報で正確に確認することができます。
エレベーターのロープは、19本の素線を束にしたものを芯に絡めて太く頑丈に作られていますが、小さな素線切れを放置すると大きな事故につながる可能性があります。日立が独自開発した専用ツールは、目に見えないロープの裏側および内部まで確認し、事故を未然に防ぎます。
ブレーキの整備は、安全上、最も重要な作業になります。部品の摩耗や汚れなどでブレーキの利きが悪くなり、エレベーターが勝手に動いてしまう危険性がありますので、定期的なオーバーホールが必要になります。日立では独自のツールを用い、ブレーキ回路に流れる電流波形の変化を確認することで、精度の高い点検を行っています。