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日立ビルシステムが提供するメンテナンス

ビジネスや生活を止めないことが、街の縦の移動を担う私たち日立ビルシステムの使命です。
そのために、経験と技術力に裏付けられた質の高いメンテナンスを提供します。

Point 1

最新の保全システムで停止時間を最小限に

Point 2

「デジタル技術」と「プロフェッショナル」のチカラで守る

Point 3

日立と保全契約されたお客さま向けの
オリジナルサービス

Point 1

最新の保全システムで停止時間を最小限に

従来の保全システムでは、フィールドエンジニアによる点検を主体としており、遠隔知的診断装置「ヘリオス」が行う遠隔での常時監視・計測と診断運転によって点検作業をサポートしていました。
このため、点検と点検の間で故障が発生する可能性があり、その故障対応で停止時間が長引くケースがありました。
最新の保全システムでは、点検の一部を機械化し常時点検することで、故障の予兆を捉え、突発的な故障を抑止し、保全作業による停止時間の最小化を実現しました。

従来の保全システム

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Point 2

「デジタル技術」と「プロフェッショナル」のチカラで守る

日立ビルシステムの強み「故障対応編」

デジタル技術のチカラで守る

お客さまのエレベーター1台1台に合った最適な予防保全

エレベーター1台ごとに約200の稼働データをLumadaのデジタルイノベーションプラットフォームへ集積し、
それぞれのエレベーターの状態からトラブルの予兆や部品寿命を見極めます。
最適な保全計画を算出し的確に対応することで、故障を未然に防ぐ予防保全を確立。
故障や点検によるエレベーターの不稼働時間の低減を実現しました。

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■紹介映像:エレベーターの運行状況を
リアルタイムで把握できる「ヘリオスモニター」

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  • 画面はイメージです。

プロフェッショナルのチカラで守る

長年受け継がれるノウハウがある

人財開発センターで専門技術を学び、正しい知識と確かな整備技術を持った、全国約3,000人のフィールドエンジニアが、お客さまのエレベーター、エスカレーターの品質を守っています。マニュアルにない知識、デジタルでは分からない感覚。当社のフィールドエンジニアには、データではわからない異変に気づくノウハウがあり、匂いや音など、人間の持つ五感をフルに使い、皆さまのエレベーター、エスカレーターを守ります。

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現場の経験から生み出され、進化した独自の保全ツール

マルチロープテスター

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エレベーターのロープは先進技術で診断しています。

エレベーターのロープは19本の素線(鋼線)を1ストランド(束)にし、さらにその束を芯にからめることで、1本の主ロープがつくられています。ロープを磁化して素線切れ部からの漏洩磁束をセンサーで検出します。

ハンドレールチェッカー

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エスカレーターのハンドレール内部にある
スチールコードの飛び出しを未然に防ぎます。

ハンドレール内部の劣化が進行すると、埋設されたスチールコード素線がハンドレール表面から飛び出すことがまれに発生し、利用者が怪我をする可能性があります。左右の励磁コイルから出力される磁束を検出コイルで検波し劣化を測定します。

教育によって知識を育む

人財開発センター

エンジニアリング教育を中心に、実機を使った技術・技能の研修、安全に関する学習、お客さまの立場に立って考えられる人財の育成を行っています。

「デジタル技術」と「プロフェッショナル」の
チカラを結集し、日立だからできる災害時の対応力

地震が発生してエレベーターが止まっても自動復旧で生活やビジネスを止めない

ヘリオスドライブ

震度4-5弱程度の地震があった際、エレベーターは安全のために運行を停止します。日立は遠隔保全システムで、自動診断、運行上問題がないと判断した際に約12分*1で自動で運転を再開*2します。

  1. 建物高さ20m、定格速度60m/分で算出
    仮復旧までの時間は、エレベーターの機種、建物の状況により異なります。
  2. 仮復旧運転となります。その後、専門技術者による点検を経て平常運転に復帰します。
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■事例:東日本大震災時、復旧時間を大幅に短縮

東日本大震災時、・・・・・・
本震後、6回のエレベーター停止を伴う地震が発生しましたが、ヘリオスドライブにより自動で仮復旧を実施しました。

合計不稼働時間を
約30時間(推定)
(一回の復旧にかかる時間を5時間と推定)
から
約1.2時間に低減
(ヘリオスドライブによる一回の仮復旧にかかる時間を12分として計算)

  • 当社と保全契約が必要となります。
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■紹介映像:エレベーターの不稼働時間を低減する「ヘリオスドライブ」

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全国より災害地域へフィールドエンジニアを出動させ、
迅速な復旧をめざしています

日立ビルシステムの強み「広域災害対応編」

広域災害復旧支援システム

地震発生

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ヘリオスで状況把握

広域災害復旧支援システムによって地震が発生した地域のエレベーターの状況を把握します。

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  • 画面はイメージです。
2

災害対策本部で現地状況把握

災害対策本部を設置し、現地の被害状況やフィールドエンジニアの応援要否等、システムだけでは確認できない情報を収集します。そして、対策本部でどこに何人のフィールドエンジニアを配備するかを計画し、出動させます。

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全国から被災地へ応援者を派遣

東日本大震災の時には、被災地に、のべ2,000人のフィールドエンジニアが全国から応援に向かい迅速に対応を行いました。

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全国のフィールドエンジニアが現地対応

現地に不慣れな応援者が迷わず効率的に復旧が行えるよう、スマートフォンの地図上に地域のエレベーター情報をリアルタイム表示。復旧に向かう建物登録を行うことで、復旧の重複を防ぎ、地図上のルートナビで効率的に移動できます。

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復旧完了

■紹介映像:災害時の迅速な復旧を実現する
「広域災害復旧支援システム」

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Point 3

日立と保全契約されたお客さま向けのオリジナルサービス

いつでもどこでもビル管理が行えるサポートツールです。

各ビル設備をまるごと一括監視契約することで、設備監視費用のコストダウンと、管理業務の負荷軽減が期待できます。

LINEアプリでエレベーターを呼び出し、タッチレスで目的階に移動できるサービスです。

いつでもどこでもビル管理が行えるサポートツール

BUILLINK(ビルリンク)

日立の遠隔保全システムを活用し、管理者がリモートでビル管理が行える、それがBUILLINKです。エレベーターの稼働状況や保全状況などの情報が、ほぼリアルタイムで把握できるので、現地に行かなくても確認・遠隔操作が行えます。これからはビル管理もリモートワークの時代。日立の考えるビル管理のスタンダードです。

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各ビル設備をまるごと一括監視契約することで、設備監視費用のコストダウンと、管理業務の負荷軽減が期待できる

設備まるごと監視サービス

エレベーターの遠隔監視回線を活用し、各種ビル設備を一括監視できるサービスです。ビル設備のために新たに回線の数を増やすことなく、低コストで安心の管理体制が構築できます。

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自動火災報知機による発報の場合、警備会社にも発報し、対応を依頼します。

■監視回線・契約を一本化するメリット

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実機で教育を受けたエンジニアが、現地にかけつけ一次対応を行うため、お客さまの負担を軽減いたします。

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昇降機

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消防設備

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給排水設備

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冷熱設備

■「教育体制」について詳細ページへ

LINEアプリでエレベーターを呼び出し、目的階に移動できる

LINE連携タッチレスエレベーター呼びサービス エレトモ

利用者が日立のエレベーターのLINE公式アカウントと“友だち”になることで、ボタンに触れることなく、スマートフォンでエレベーターを操作できる画期的なシステムです。エレベーターの「QRコード」を読み取るだけですぐに利用できます。

  • 以下の場合は、エレトモはご利用できません。
    • 3台以上の群管理運転を行っているもの。
    • 停止階を制限する仕様であるもの(不停止階切り替え、セキュリティ運転など)。
    • 出入口が正面と背面に設けられているもの。
  • 当社と保全契約が必要となります。
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  • LINE及びLINEロゴは、LINE株式会社の登録商標です。
  • QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

■紹介映像:LINEアプリでエレベーターが呼べる「エレトモ」

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