日立ビルシステムは、高度循環社会の実現に向けて以下の取り組みを推進しています。
廃棄物の発生防止・削減・再生利用および再使用により、廃棄物の発生量削減をめざします。
単純焼却および埋め立てしていたものから、リサイクル利用へと転換し、有効利用率の向上をめざします。
「グループ内バリューチェーンによるアップサイクル構築」「保全・改修時のアップデート、リサイクルによる資源活用」「長寿命部品導入などによる材料使用量削減」といった各活動を通じて、サーキュラーエコノミーの実現をめざします。
日立グループでは2030年までに自国の陸域・海域の30%以上を健全な生態系として保全・保護しようとする国際的な目標「30by30」に賛同し、取り組みを進めています。日立ビルシステムでは水戸事業所が生物多様性の保全が図られている区域である「自然共生サイト」として環境省から認定されました。
水戸事業所では、事業所の全敷地の約20%にあたる9万7,800m²におよぶ緑地帯を有しています。サギ山地区と呼ぶ緑地帯は、高木林がまとまって維持・管理されている一方で、都市域にも関わらず外来種の侵入が少なく、ハヤブサなどの希少な生物が確認され、多様で健全な生態系が維持されています。
サギ山とG1TOWER
エレベーター研究塔にとまるハヤブサ
日立ビルシステムは、環境省が事務局を務める「2030生物多様性枠組実現日本会議(以下:J-GBF)」の呼びかけに賛同し、2030年までのネイチャーポジティブ(自然再興)*1の実現への貢献について宣言を行い、J-GBFの「ネイチャーポジティブ宣言*2」ポータルサイトに宣言内容を登録しました。
J-GBF(2030生物多様性枠組実現日本会議)ネイチャーポジティブ宣言参加団体一覧
日立ビルシステムは、関東の水源の1つである荒川の豊かな自然を取り戻すため、河川敷のごみ拾いなどの活動を推進する特定非営利活動法人「荒川クリーンエイド・フォーラム」の活動に賛同し、2001年から荒川流域での河川清掃活動に参加しています。
事業拠点ごとの取り組みをはじめ、全国で数多くの環境ボランティア活動を実施しています。
「北海道日立グループの森」で植樹活動
仙台市青葉区一番町付近の清掃ボランティア活動
柏市の環境活動団体「大堀川の水辺をきれいにする会」に参加
日立ビルシステム本社が入居する「ワテラスタワー」周辺の清掃活動
ひたちなか市立市毛小学校で環境学習出前講座
「ハマロード・サポーター」に登録し、清掃・美化活動を実施
8月6日の平和記念式典を控えた広島平和記念公園で環境美化活動
「日立グループの森プロジェクトin四国」で里山保全活動