本通サザン様長期保証の空調リニューアルで
導入のメリット
空調機器の10年保証で
点検等にも対応し、
コストダウンに
遠隔監視・故障予兆
診断ビル管理の
負担を軽減
空調システムの
安定的な稼働で
ビルの快適性が向上
広島市の中心地である通称「本通り」は、1日平均約10万人の人通りでにぎわうショッピングストリートです。
この一等地に建つ複合ビル「本通サザン」は、竣工20年を機に共用部の空調機器をリニューアルし、「exiida保全サービス」を導入しました。その目的や効果などについて、同ビルオーナーである有限会社サザン 代表取締役社長の原真浴子氏と小川真永美氏に伺いました。
空調システムを見直し
テナントからの要望に対応したい
地下1階、地上6階に有名アパレルブランドや飲食店、クリニックなどが入居する「本通サザン」。中国・四国地域を代表する広域型商店街に位置する好立地も手伝い、テナントの定着率が高い複合ビルです。2003年の竣工から20年を迎えた時点で、共用部空調機器のリニューアルを検討し始めました。
「竣工以来、エレベーターや消防点検、常駐警備等、全てのビル管理を一括でお任せしている日立さんに空調リニューアルを提案いただく中、2023年夏に設定温度を下げても冷房が効かなくなり、“ビルに入っても涼しくない”とテナントからのご意見をいただくようになりました。空調はビルの快適性を左右しますし、オーナーにとってテナントの不満は最優先で解決すべき課題です。ビルの管理費も見直したいと考えていたため、日立さんに相談しました」（原氏）
最適解として提案されたのが、空調機器の入れ替えとexiida保全サービスの導入です。
「最新の空調機器は省エネ性能が高く電気代が抑えられるとともに、今回のサービスでは通常1年間の製品保証期間が10年間に設定されていて、点検なども契約料金に含まれるため、コスト削減が可能と聞き、導入を決めました」（小川氏）
立地に恵まれ、テナントの入居年数が長い「本通サザン」。経年劣化が進んでいた空調機器をリニューアルし、年間を通して共用スペースが快適に
10年保証付き保全サービスで
空調のコストダウンが可能に
2023年12月、7日間にわたって空調機器12台と室外機2台のリニューアル工事を実施。テナント閉店後の夜間に行ったため、支障なくスムーズに完了しました。
「今回、他メーカーの空調機器から日立製に交換し、exiida保全サービスを 導入したことで、フロン類の漏えい防止のために法律で義務付けられている点検などを含めた空調のランニングコストを年間約14%削減できました。さらに、遠隔監視・故障予兆診断で機器の故障を未然に防止できる上に、10年間の修理費が無償になります。空調機器の修理など突発的な費用負担がなくなることにメリットを感じています」（原氏）
空調機器トラブルの心配もなくなり、2024年の酷暑もテナントからの苦情を受けることなく安心して過ごすことができたといいます。
遠隔監視や故障予兆診断技術で空調機器を予防保全するexiida保全サービス。故障予兆を検出した際には、技術者が点検などを行い、適切な保全を実施。10年間の保証付きで、万一の故障時の修理やフロン排出抑制法※に基づく定期点検、簡易点検なども契約料金の中で対応
※正式名称は「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」
本通サザンでは空調機器12台、屋上設置の室外機2台をリニューアル。温度調節やタイマー設定など、コントロールパネルで簡単に操作できる
魅力的な空間を維持し
テナントから選ばれるビルに
「本通サザンでは、2年後にエレベーターのリニューアルも控えています。日立さんの力をお借りしてテナントが快適に利用できる魅力的な空間を維持し、“ここに入りたい！”と選ばれるビルにしていきたいです」（小川氏）
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日立さんはビルの竣工時からビル管理の全てをお願いしている心強い存在です。これからもさまざまな相談に乗っていただきたいですね。
有限会社サザン
代表取締役社長
原 真浴子氏 -
ビル管理の細かなところまで気を配って提案してくださる日立さんと今後もお付き合いを続けて、魅力的なビルにしていきたいと思います。
有限会社サザン
小川 真永美氏 -
今回導入いただいたexiida保全サービスをはじめ、新たな製品やシステムがありますので、オーナー様に最適なものをご提案していきます。
株式会社日立ビルシステム 中国支社
営業グループ 広島営業係 主任
畝本 隆文
広報誌BUILCARE No.221より
