近年、広域災害等に対し、社会的関心が高まっています。日立ビルシステムは、大規模地震等の広域災害や事故など緊急事態の発生に備え、被害を最小限に抑えるための予防対策と、被害が発生した場合の組織的な対応体制や緊急時の行動などを定め、迅速な対応を図れるようBCP(Business Continuity Plan: 事業継続計画)の強化に取り組んでいます。ここでは、その内容や実際の訓練の概要をご紹介します。
現在の社会的環境において、広域災害で多数のお客さまの昇降機・ビル設備・冷熱設備に被害が発生したり発生すると予測できる場合、その予防と、発生時の緊急対応に備えることは、当社の社会的使命であると考えています。具体的には「震度4以上の地震」「台風による風水害」「何らかの原因による地域停電」などを想定し、当社では、社長直轄の『広域災害対策室』を常設して、災害対応の強化に努めています。
| 千葉県北西部地震規模 (首都圏で5弱レベル)発生時 |
閉じ込め救出対応 | 1時間以内 |
|---|---|---|
| 全台復旧 | 6時間以内 (入館可能な場合のみ) |
| 首都圏直下型地震 (6強レベル)発生時 |
閉じ込め救出対応 | 8時間以内 |
|---|---|---|
| 全台復旧 | 7日間以内 (大規模修理を除く) |
■広域災害時エレベーター復旧支援システムの拡充
地震時にエレベーターを自動診断・復旧するシステム「ヘリオスドライブ」
「ヘリオスドライブ」は、震度5弱程度の地震発生時に、エレベーターのかごを「地震時管制運転システム」により最寄り階に停止し乗客を避難させた後、一定時間経過後エレベーターが自動で診断運転を行い、異常がなければ自動で仮復旧させる、地震時エレベーター自動診断・復旧システムです。
システムの特長
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