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昇降機のよくあるご質問:メンテナンス

メンテナンス・検査全般

なぜエレベーターは、メンテナンスをする必要があるのですか?

エレベーターは機械であり摩擦などの経年劣化が発生するため、定期的に点検や調整、修理を行う必要があります。

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日立ビルシステムのメンテナンスの特徴は何ですか?

熟練した技術者によるメンテナンスと、緻密な監視と診断を実現する遠隔メンテナンスを連携させたことが特徴です。

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法令による検査や管理には、どのようなものがありますか?

法令による検査とその管理については以下がございます。

昇降機(エレベーター・エスカレーター)の所有者(または管理者)は安全性の維持に努めるよう義務づけられています。

建築基準法に定められた事項

  • 昇降機の維持保全義務
    昇降機の所有者(または管理者)は昇降機を含め建築設備を常時適法な状態に維持するよう努めなければならないことが義務づけられています(建築基準法第8条第1項)。
  • 定期検査・報告、点検
    建築基準法施行令第129条の3(適用の範囲)第1項に該当する昇降機の所有者は、年1回の定期検査を受け、その結果を特定行政庁に報告しなければなりません。また、国の機関の長等は、国、都道府県又は建築主事を置く市町村が所有する昇降機について、年1回の定期点検を受けなければなりません(特定行政庁への報告は不要)(建築基準法第12条第3項及び第4項)。定期検査は建築士 (一級もしくは二級)または国土交通大臣の認定する昇降機等検査員資格者が行うことになっています。
  • 当社では、全国の営業所に昇降機等検査員資格者を配置していますので、定期検査については、当社にお問い合わせください。

労働安全衛生法令に定められた事項

  • 性能検査
    事業者は、工場等に設置される積載荷重が1トン以上のエレベーター(労働安全衛生法施行令第12条第6号)について、労働基準監督署長または登録性能検査機関(「(社)ボイラ・クレーン協会」、「(社)日本クレーン協会」等)が行う年1回の性能検査を受けなければなりません(労働安全衛生法第41条第2項)。
  • 定期自主検査
    事業者は、工場等に設置されるエレベーターや工事使用エレベーター等で、積載荷重が0.25トン以上1トン未満のものを設置した場合、年1回定期に自主検査を行い、その結果を記録・保存しておかなければなりません(労働安全衛生法第45条第1項、労働安全衛生法施行令第15条第1項第1号、クレーン等安全規則第154条)。
    また、積載荷重が0.25トン以上のエレベーターについては、月1回定期に自主検査を行い、その結果を記録・保存しておかなければなりません(労働安全衛生法第45条第1項、労働安全衛生法施行令第15条第1項第1号、クレーン等安全規則第155条)。
  • 変更検査
    事業者は、エレベーターについて、クレーン等安全規則第163条第1項各号に該当する部分を変更しようとする場合には、労働安全衛生法第88条第1項に基づき所轄労慟基準監督署長に届け出を行い、変更後に所轄労働基準監督署長による検査を受けなければなりません(労働安全衛生法第38条第3項、クレーン等安全規則第163条及び第164条)。

日立ビルシステムの体制

夜間や休日などでも、異常発生時は対応してくれますか?

日立カスタマーセンターで、24時間365日見守ります。故障や事故に対し、最寄の事業拠点から専門技術者を緊急出動させ、迅速に対処します。なお、契約により、別途依頼により技術者を派遣する場合があります。

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エレベーターの修理が必要な際、必要な部品等はすぐに確保できますか?

東西2拠点の部品センターで数万点の備品をストックしており、緊急時にも24時間体制で迅速に対応します。

メンテナンスを担当する専門技術者の技術・技能は、どのようにして維持向上させていますか?

お客さまのビルと同じ環境で実践的な技術・技能の習得と向上を図れるグローバル人財開発センターで、基礎知識・技術から現場で対応できる技術へとレベルアップさせ、計画的にプロフェッショナルを育てます。

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日立ビルシステムの保全サービス

日立ビルシステムの保全サービスは何ですか?

遠隔監視診断・制御装置を活用した安全・安心・快適を提供するサービスで、下記のようなサービスがあります。

  1. 遠隔閉じ込め救出(ヘリオスレスキュー)
  2. 地震時自動診断・仮復旧システム(ヘリオスドライブ)
  3. エレベーター制御&かご内情報表示サービス(ビルケアねっとサービス)
  4. 異常行動検知サービス(ヘリオスウォッチャーi)
  5. ビルオーナー・管理者さま向けビル管理サービス(BUILLINK)
  6. LINEアプリでエレベーターが呼べる(エレトモ)

遠隔閉じ込め救出とは、どんな保全サービスですか?

万一の故障により、利用者がエレベーター内に閉じ込められた場合、

  1. 管制センターからエレベーターを遠隔操作し、迅速に救出します。
  2. 同時に専門技術者が緊急出動して、故障の点検・復旧を行います。

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* エレベーターの状態により、遠隔で救出できない場合があります。

地震時自動診断・仮復旧システムとは、どんな保全サービスですか?

地震(震度4~5で)によって運転休止した場合、自動診断運転によってエレベーターの状態を確認し、異常が無ければ利用が可能な状態に仮復旧することで、エレベーターをご利用頂けます。

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エレベーター制御&かご内情報表示サービスとは、どんなサービスですか?

お客さま自身が、お手持ちのパソコンからインターネット経由でエレベーターの機能と制御に関わる一部の設定と、かご内液晶インジケーターの表示内容の設定ができるサービスです。

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ヘリオスコントロール(エレベーター運行制御)とは、どんなものですか?

お客さまがエレベーターの利用状況に合わせ、エレベーターの機能や制御に関わる一部の設定ができるほか、期間や曜日指定などのスケジュール設定が可能です。

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ヘリオスインフォメーション(エレベーターかご内表示設定)とは、どんなものですか?

お客さまが作成したメッセージや天気予報、ニュース情報などをかご内液晶インジケーターに表示できます。また、予め登録されている表示画面(風景画像など)の選択や、表示スケジュール設定が可能です。

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異常行動検知サービスとは、どんなサービスですか?

かご内防犯カメラを用いて、映像や重量センサーの解析からエレベーターをご利用になる方の"あばれ"や、"滞留"を検知することで、いたずらや急病などによる倒れこみなどの事態に迅速に対応します。

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