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環境への取り組み

環境マネジメント

日立の環境ビジョン

日立グループは、「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、長期的視点に立った環境経営の枠組みを策定。持続可能な社会の実現をめざし、事業を通じて環境問題の解決に貢献しています。

日立の環境ビジョン

環境方針

「美しい地球を次の世代へ」をスローガンとし、持続可能な社会の実現およびSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献するため、以下の活動に取り組む。

  1. 環境負荷の継続的な低減活動を推進し、日立グループ環境長期目標「日立環境イノベーション2050」を達成する。
    • 【脱炭素社会】
      • バリューチェーンを通じて2050年度カーボンニュートラルの達成、2030年度CO2排出量50%削減(2010年度比)
      • 事業所(ファクトリー・オフィス)における2030年度カーボンニュートラルの達成
    • 【高度循環社会】
      • お客さまや社会とともに水・資源循環型社会を構築
      • 水・資源利用効率2050年度50%改善(2010年度比)
    • 【自然共生社会】
      • 自然資本へのインパクトの最小化
  2. コンプライアンスを維持し、環境汚染を防止する。

全従業員に対するエコマインドの醸成

全従業員を対象にeラーニングを実施し、エコマインドの醸成を図っています。また、職域・階層ごとの社内研修でも、環境教育を行っています。

脱炭素社会・高度循環社会の実現に向けた取り組み

省エネ法の遵守

日立ビルシステムは、省エネ法の特定事業者に該当します。エネルギー使用量削減などの目標達成に向けて、社員一人ひとりが日常業務で省エネを実践し、さらに省エネ投資も計画的に進めています。

エコファクトリー&オフィス

日立グループでは、オフィスや工場の環境に配慮した取り組みを評価し、目標を達成したオフィスを「エコオフィスセレクト」、工場を「エコファクトリーセレクト」と認定しています。日立ビルシステムでは、亀有総合センターが「エコオフィスセレクト」に、水戸事業所が「エコファクトリーセレクト」に登録されています。

エコファクトリー&オフィス

エコオフィスセレクト:亀有総合センター

認定区分
  • 再生可能エネルギーの活用(太陽光発電)
その他の取り組み
  • LED・インバーター照明への更新
  • 空調設備監視装置の導入
  • 屋上緑化
  • 窓への遮熱フィルム貼付け
  • 屋上への遮熱塗料塗布
  • 蓄電池設備の導入

エコファクトリーセレクト:水戸事業所

認定区分
  • 再生可能エネルギーの活用(太陽光発電)
  • 高効率照明の導入(LED照明)
その他の取り組み
  • 省エネルギー生産設備の導入
  • 高効率省エネ機器への更新(空調機・トランスなど)
  • 電力監視システムによる使用電力の見える化

グローバル研修センター
「BELS」最高位☆☆☆☆☆(5つ星)評価を取得 (*1)

2019年7月に、亀有総合センター内のグローバル研修センターが、「建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)」の最高位☆☆☆☆☆(5つ星)の評価を取得しました。

建物名
日立ビルシステム グローバル研修センター
竣工日
2014年2月
建物概要
地上6階・鉄骨造
延床面積
7,905m²
評価点
高効率空調・熱源設備の導入、窓ガラス複層化、LED照明・自然採光の取り入れ、太陽光発電設備など

日立ビルシステム グローバル研修センター

*1BELS認証制度とは(認証団体:住宅性能評価・表示協会)
「Building-Housing Energy-efficiency Labeling System(建築物省エネルギー性能表示制度)」の略称。国土交通省が定めた「建築物の省エネ性能表示のガイドライン(建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針)」に基づく認証制度。一次エネルギー消費量をもとに第三者機関が省エネルギー性能を客観的に評価し、5段階の星マークで表示する。

BELS

グローバル研修センター 
使用電力のCO2排出量ゼロの実現

2020年4月より、亀有総合センター内のグローバル研修センターではグリーン電力(*2)ですべての電力をまかなっています。これにより、本研修センターの使用電力からのCO2排出量はゼロとなっています。

*2グリーン電力
東京電力エナジーパートナー(株)が提供するグリーン電力「アクアプレミアム(CO2を排出しない水力発電のみを電源とする電力供給プラン)」を採用。

ZEB化推進サポートへの取り組み

日立ビルシステムは、日立製作所と共に90年以上の歴史を持つビルシステム事業で培った技術と実績を基に、日立グループの強みであるデジタル技術を活用し、ZEB化に必要なプランニングから設計、施工、保全に至る一連の取り組みをワンストップでサポートします。
特にプランニングでは、製品の製造過程で培った省エネルギー技術をビルの管理や運用にも活用し、ビルの規模、用途、目的に適したZEB化の提案をめざします。

ZEBの定義

ZEBの定義

製品・サービスへの環境配慮

日立グループは、さまざまな分野において、環境に配慮したプロダクツやサービスをお客さまに提供しています。日立ビルシステムでは、「日立グループエコデザインマネジメント指針」を活用した環境配慮設計(エコデザイン)を、エレベーター、エスカレーターに適用しています。

エコプロダクツ&サービス

廃棄物の適正管理

産業廃棄物を適正に処理することを目的に、電子マニフェストの運用を推進しています。
また、資源を有効利用するために、リユース、リサイクルを推進し、最終処分埋立率の低減を進めています。

自然共生社会の実現に向けた取り組み

「荒川クリーンエイド」への参加

日立ビルシステムは、関東の水源の1つである荒川の豊かな自然を取り戻すため、河川敷のごみ拾いなどの活動を推進する特定非営利活動法人「荒川クリーンエイド・フォーラム」の活動に賛同し、2001年から荒川流域での河川清掃活動に参加しています。2015年からは新入社員研修に本活動を採用し、毎年およそ400人が数日に分かれて河川敷の清掃に参加しています。

「荒川クリーンエイド」への参加

地域の環境ボランティア活動

北海道支社

環境ボランティア活動の写真

「北海道日立グループの森」で植樹活動

東日本支社

環境ボランティア活動の写真

「千年希望の丘プロジェクト」植樹ボランティア

関東支社

環境ボランティア活動の写真

柏市の環境活動団体「大堀川の水辺をきれいにする会」に参加

本社

環境ボランティア活動の写真

日立ビルシステム本社が入居する「ワテラスタワー」周辺の清掃活動

水戸事業所

環境ボランティア活動の写真

ひたちなか市立市毛小学校で環境学習出前講座

横浜支社

環境ボランティア活動の写真

「ハマロード・サポーター」に登録し、清掃・美化活動を実施

中国支社

環境ボランティア活動の写真

8月6日の平和記念式典を控えた
広島平和記念公園で環境美化活動

四国支社

環境ボランティア活動の写真

「日立グループの森プロジェクトin四国」で里山保全活動

この他にも、全国で数多くの環境ボランティア活動を実施しています。

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