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制御リニューアル(G_Select)導入事例

平野ビル様テナントに配慮した
工事日程でリニューアル。
安全性・利便性が向上

導入のメリット

地震時の
安全性が
向上

ドアまわりの
リニューアルで
乗降がスムーズに

意匠のリニューアルにより
明るさや見た目の
印象がアップ

横浜駅から徒歩7分という好立地に立つ「平野ビル」。1階から5階まではテナントが入居し、6・7階はオーナー家族宅である同ビルでは、設置して30年以上が経過したエレベーターの安全性を高めるため、リニューアルを実施しました。その経緯について、平野ビルのオーナーの前田純代氏と管理を担う日本住管株式会社の中園良治氏にお話を伺いました。

課題地震対策と
供給停止部品に対処したい

「平野ビル」は1フロアに1店舗が入居するテナントビル。1986年の竣工以来、1台のエレベーターが日常の移動を支えてきました。「特に故障はありませんでしたが、東日本大震災など、これまで大きな地震で2度ほどエレベーターが止まってしまいました。幸い閉じ込めはなかったのですが、耐震には不安を抱いていました」とオーナーの前田氏。2、3年先にはリニューアルしたいと考えていましたが、「ビル管理を担う立場としてリニューアルの必要性を感じました」という管理会社の中園氏と日立からの提案で、予定を早めることにしました。「供給停止した部品が故障した場合、復旧までに長期間かかると聞き、早めに対処しなければと考えました。20年以上のお付き合いがあり、信頼している中園さんとビルの竣工以来頼りにしている日立さんの提案なら間違いないと思ったこともリニューアルを決めた大きな理由です」(前田氏)

テナントからのクレームもなく
安全性と快適性に喜びの声が
成果

リニューアルの際に最も心配したのは、テナントの理解を得ること。平野ビルには美容院をはじめ、主に女性をお客さまとする店舗が入居しています。工事期間中のエレベーター休止時はビルの裏手の非常階段を使用するという不便をかけるため、協力をお願いする文書を配布したり、工事期間中は階段の場所を示す看板を作製したりと前田氏と中園氏が連携し、最大限テナントに配慮しました。「休止日数を最低限にするなど工事の日程も工夫してもらった結果、クレームもなく無事に完了しました。地震や停電時に最寄り階に自動停止し、閉じ込めを防げるようになったので安心して利用できるようになりましたね」(前田氏)見た目も明るくきれいになり、ドアセンサーでドアに挟まれる心配もなく安全になったとテナントからも喜ばれているそうです。

巻上機 BFEORE
巻上機 AFTER

二重ブレーキを装備したギヤレス巻上機にリニューアルし、安全性が向上

エレベーター ドアシグナル

ドアが閉まりはじめる
タイミングを点滅で
知らせるドアシグナル

エレベーター 操作盤

8.4インチの
カラー液晶画面で、
かご位置表示がくっきり

制御盤

地震による転倒を防止するため、
制御盤を天井に固定して耐震性を強化

抱負適切な時期に手を加え
ビルの管理を徹底する

「ビルというのは、いかに適切な時期にきちんと手を加えるかで価値が決まるもの。前田様の信頼に応えるためにも、その時期や内容を見極め、協力会社様の協力を得ながらビルの管理を万全にしていきます」(中園氏)

  • 前田 純代氏

    工事中は養生をしっかり行うなど丁寧に作業していただきました。お付き合いが長く、何でも相談できるので安心です。

    有限会社平野
    代表取締役
    前田 純代氏

  • 中園 良治氏

    21年前に弊社が創業したときから日立さんのご協力を得ています。今後も良好な関係を保っていきたいと思います。

    日本住管株式会社
    取締役 営業部 部長
    中園 良治氏

  • 米内 恒次氏

    長年にわたってエレベーターをご契約いただいていますので、今後も様々なご要望に応えられるように尽力していきます。

    株式会社日立ビルシステム 横浜支社 横浜支店
    営業グループ 新横浜係
    米内 恒次

広報誌BUILCARE No.208より

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