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BIVALE導入事例

キャッスルマンション戸田 管理組合様設備監視システムと
セキュリティの課題を同時に解決

導入のメリット

ICタグ式の認証キーで
集合玄関の
セキュリティを強化

設備の故障監視
集合玄関のセキュリティなどを
一元管理

クラウドだから
追加拡張も
簡単

埼玉県戸田市の閑静な住宅街に建つ分譲マンション「キャッスルマンション戸田」。給水加圧ポンプなど各種設備の監視装置の更新時期に加えて、集合玄関のセキュリティにも不安がありました。そこで昨年4月、既存の設備監視装置を統合型ファシリティマネジメントソリューション「BIVALE」に切り替えるのに併せて、セキュリティを強化することを決定。同マンション管理組合副理事の李念仁氏から、導入の経緯と成果についてお話を伺いました。

課題部外者や不審者の侵入と、
設備監視装置の老朽化

同マンションでは、2つの課題を抱えていました。1つ目は、集合玄関のセキュリティに対する不安です。管理組合の李副理事長は、「暗証番号を押すとドアが開くテンキー型オートロックだったため、番号が分かれば誰でも中に入れました。入居者の子どもが友達に番号を教えるのでしょう。外部の子どもが勝手に入って遊んだり、不審者がうろつくことがあって怖かったです」と振り返ります。そこで管理組合では、集合玄関のセキュリティ強化のため、4年ほど前からセキュリティ効果の高いICタグ式認証キー(以下、ICキー)の採用を検討。しかし、費用が高く導入には至っていませんでした。

キャッスルマンション戸田

設備監視装置の
更新に合わせ
BIVALEセキュリティを導入
成果

2つ目の課題は、経年により老朽化してきた設備監視装置が更新時期を迎えていたことです。この監視装置が万が一故障した場合、給水加圧ポンプや受水槽などの不具合を早期に発見できず断水につながりやすいなど、入居者の生活の不安につながります。そこで2つの課題解決のため「BIVALE」の導入が決まりました。「BIVALE」なら、設備の故障監視や集合玄関などのセキュリティ強化を、1つのコントローラで同時に行うことができます。

BIVALE コントローラ イメージ図

「提案があったのは約1年前、『BIVALE』は設備監視装置にICキーを採用した集合玄関セキュリティを組み込めることが分かりました。また、設備監視装置やセキュリティに必要なリーダー装置などは、レンタルで導入でき、導入時の初期費用は、ICキーを必要員数購入するだけで済むと聞き、これならすぐに運用を始められる! とすぐに管理組合の会議にかけました」と李副理事長。導入時に管理組合が支払うのは、ICキー42 戸分(168 個)の購入費32 万円のみ。月々の利用料は、従来の設備監視料金に加え、セキュリティ費として3,000円です。「月々プラス3,000円でセキュリティ強化ができるということで、管理組合の会議でもすんなり導入が決まりました」(李副理事長)ICキーのリーダー設置と設備監視装置との切り替え工事も2日と短期間で完了しました。

ICキー イメージ図

室外設備

抱負月々プラス3,000円で
集合玄関のセキュリティを強化

以前は、セキュリティを保つため1年ごとに暗証番号を変えるよう推奨されていました。入居者はその都度、新しい番号を覚える煩わしさがあり、管理者も業者などに連絡する手間がかかっていました。「ICキーは集合玄関横のリーダーにかざすだけ。子どもやお年寄りは、最初は不安な様子でしたが、試してみると全員がスムーズに操作することができました。さらに、ICキーを持っている人しか入れないため、導入後、不審者の侵入はなくなりました。このことが最大の成果です」と李副理事長。万が一、ICキーを紛失した場合にも、日立カスタマーセンターに電話をするだけで、24時間365日、直ちに紛失したタグのデータを削除するとともに、すみやかに再発行されるので心配はいりません。今回は、設備監視装置を更新し、セキュリティシステムを新しくしました。「BIVALE」はクラウド型なのでいろいろな機能の追加拡張が簡単です。例えば今後、同じICキーを使い、エレベーターのセキュリティや共用部分の省エネなどの機能を追加することも可能です。同管理組合では、今後も住民の安全と利便性を追求していきます。

  • 李 念仁 氏

    キャッスルマンション戸田
    管理組合 副理事長
    李 念仁 氏

広報誌BUILCARE No.186より

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