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ダイバーシティ

外国籍社員が安心して働けるグローバル企業へ
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社員一人ひとりの個性を尊重し、多様な力を組織の力につなぐダイバーシティの推進。日立ビルシステムでは、グローバル企業としてのさらなる成長をめざして、外国籍の方を積極的に採用し、福利厚生をはじめ安心して働けるサポート体制を整えています。入社2年目を迎える3名の外国籍社員に集まってもらい、日立で働いていて感じることや、将来の夢について語ってもらいました。

日本の昇降機技術に感動して入社

写真 「毎回契約を結ぶ時は
いちばんやりがいを感じます」
営業
呉 雪(入社2年目)

中国出身。昇降機に関する営業担当として、日本のお客さまに向けて新設からリニューアルまで多岐にわたる業務を行っている。働きやすい職場環境を実感している。

私が中国にいた時は動く歩道を見たことがありませんでした。成田空港で初めて乗ったときにすごいなと感じ、この日本の高い技術力を海外にも展開できるように頑張りたいと思って入社しました。入社当初は、日本語によるコミュニケーションがしっかり取れるか心配でしたが、周りの先輩たちがとても優しくしてくれて、少しずつ不安が解消されました。

 日本のエレベーターがすごいのは、高齢者の方や障がいのある方に対する細やかな配慮もあること。日本へ留学した時、かご内の手すりや、低い位置に設置してある操作パネルを見て感心しました。当社で働くことになって不安だったのは、上下関係や年功序列など、職場の文化でした。あと、無礼講?仕事の時と飲み会の時でギャップがありますよね(笑)。そこをいちばん心配しました。

テン 僕は日本に来るまで、ラオスではエレベーターもエスカレーターも見たことがありませんでした。日本に来て初めて乗って、これはどんな会社が作っているんだろうと興味が湧きましたし、その会社で働きたいと強く思いました。将来ラオスで昇降機が一般的なものになった時、この仕事を通してスキルを身につけて、母国に貢献したいと考えて入社しました。

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ここでスキルを磨いていつかは海外へ

写真 「仕事しながら自分の成長を
実感できる会社です」
営業技術
耿 萌怡(入社2年目)

中国出身。営業技術として、海外、特に中国への輸出エレベーターの仕様決定業務を担当。言葉の先にある文化交流を介して相互理解を深めたいと考えている。

 海外向け営業技術の業務は、同じエレベーターでも納入国によって規格が異なり、それぞれで仕様が違ってくるので、技術的な難しさを日々感じています。自分で仕様決定して納入した昇降機を、なかなか実際に確認する機会がないことも残念です。でも、昨年帰国した際、地元の近くに私が携わった昇降機があって、乗った時は大きな達成感がありました。業務では日本語と中国語と英語を使い分けていますが、チャンスがあればこのスキルを生かして、東南アジアや中東で駐在員として働きたいです。

 私もこれから英語も上達させて海外でも働きたいと思っていますが、今は日本国内の営業としてしっかり仕事をしていきたいと考えています。営業にはファミリー制度があって、3年目まで頼りになる先輩がサポートしてくれます。

これは外国人社員に限らない制度ですけど、スキルアップしていく上でとても役立っています。テンさん、施工の現場はどうですか?

テン 私は昇降機の施工管理業務を行っています。今、4案件目を担当していますが、初めての頃は大変でした。現場は常に動いているので、予期せぬトラブルも起こり、苦労の連続でした。仕事しながら、「この先やっていけるだろうか」とずっと自問していました。だけど、お客さまに無事お引き渡しができて、これで稼働できます!となった時、「よし、次もやりたい」と自信が芽生えました。これは、トラブルが起きた時でも丁寧に教えてくれるたくさんの先輩のおかげですし、仕事を覚えて施工管理のプロフェッショナルになりたいです。

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お互いの文化理解が深まるともっといい

写真 「日本の会社で働くことに
安心して挑戦してください」
施工管理
チョンテントー テンイー(入社2年目)

ラオス出身。施工管理者として、現在はエスカレーターリニューアルの現場の取りまとめ業務を担当。当社でキャリアを磨き、将来は母国に貢献したいと考えている。

テン お客さまに説明する機会がある時に、最初の頃はどう言ったらいいか分からなくて、先輩に相談したら言うべきことを紙に書いて教えてくれました。日本の人は優しいなと思います。一方で、打ち合わせの席で時々聞く「検討させていただきます」という言い方が、YesなのかNoなのか分からないところがあります。「できません」と言ったら、相手も「何だ」となってしまうのかな。そういうことってないですか?

 日本人同士で話をしている時のニュアンスをくみ取るのは難しいですよね。特にビジネスの場で、はっきり言わないで遠回しな言い方だと、どう判断したら良いか分からないです。文化の違いは大きなところですが、私は配慮することも日本に来て覚えました。

 当社には英会話教室や海外研修もありますが、今後さらにグローバル化していく上で、異国間の文化交流やコミュニケーションの場が設けられれば、ビジネスがもっと円滑に進むと思います。中国の春節で帰国するために1週間の休暇をいただきましたが、中国の文化に対する理解を感じました。

 休暇などの福利厚生の充実は、私たち外国人にとっても大きな動機づけになりますよね。住宅手当があるから安心して仕事に集中できます。とても働きやすい環境が整っていると思います。

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