セレモニーホール白寿(総合葬祭場)
静岡県伊東市
竣工:2005年
標準型エレベーター1台(POG契約)
2022年独立系保守管理会社を採用し、
2025年再び日立ビルシステム(以下、日立)のメンテナンスへ変更。
2022年のコロナ禍、独立系の保守管理会社から「現在のメンテナンス料金が約半額になります」という驚きの提案を受けました。さらに、技術面でもメーカー系と同等の水準であり、伊東市内での実績もあるとの説明を受けたことから、経費削減を目的にその会社を採用することに決めました。
以前に入手していた日立からの修理提案と比較して、提示された高額な見積もりに疑問を持ったという。
伊東市総合葬祭株式会社 肥田氏
保守管理会社を切り替えてから2年半後の定期点検の際、約500万円にのぼる部品交換の提案を受けました。
ふと、契約を切り替える前に日立から約180万円の修理提案を受けていたことを思い出し、見積内容や修理の必要性について、その保守管理会社に説明を求めました。
私自身の専門的な知識が乏しいこともあり、十分に納得することができず、改めて日立に相談することにしました。
日立に現地調査を依頼し、修理が必要な箇所について提案をしてもらいました。
その結果、独立系保守管理会社の見積もりには、4年前に交換したばかりで状態も良好なメインロープが修理対象に含まれているなど、メーカー基準からすると、まだ交換の必要がないと判断される部品が含まれていることが分かりました。
また、私自身は自社に設置してあるエレベーターのことしか分かりませんが、見積もり単価についても、日立の見積もりと比較して、約2倍の価格が設定されている項目がありました。
すぐに日立との再契約を決めました。 一度は日立を解約した私ですが、営業の和田さんが非常に親身に対応してくださいました。今回の修理費用だけでなく、今後5年間を見据えた修理内容や概算費用を盛り込んだ「中期修理計画書」まで作成してくださり、納得がいくまで丁寧にご説明いただいたおかげで、今後の予算計画を立てる上でも大いに役立ちました。
当初は約500万円の出費を覚悟しましたが、日立に保守契約を戻したことで、結果的に約200万円の修理費用で済ませることができました。*1
もともとは経費削減が目的で独立系保守管理会社へ切り替えたのですが、毎月のメンテナンス費用だけでなく、中長期的な修理費用も含めた「生涯コスト」、いざという時の「信頼性」で判断することの重要性を実感しました。
日立と早期に再契約して、本当に良かったと思っています。