2016年9月26日
アジア・中東地域向け新型機械室レスエレベーターのかご内意匠例
株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)と、株式会社日立ビルシステム(取締役社長:佐藤 寛)は、アジア・中東地域向けの新型機械室レスエレベーターを2016年9月30日から国別に順次発売開始します。本エレベーターは日本で開発を行い、日立における最新技術を搭載したエレベーターです。
本エレベーターはデザイン性に優れるだけでなく、各国のエレベーター規格を満たすとともに、お客さまの要望に短納期で柔軟に対応するために、基本仕様を標準化する一方、意匠と機能面には日本国内向けの最新仕様を適用し、電子安全技術に基づく高い安全性と、回生運転やLEDの採用による省エネルギー性、イオン発生装置の脱臭機能によるかご内環境の快適性を実現しました。
近年、アジア・中東各国の昇降機市場においては、エレベーターを昇降させる巻上機や制御盤などを設置するための機械室を設けずに、これら設備をエレベーターの昇降路内に設置する機械室レスエレベーターの需要が高まっています。日立の海外昇降機事業では、従来は日本向け/中国向けの機械室レスエレベーターを、アジア・中東各国の法規・要求仕様に合わせてカスタマイズして販売してきましたが、本エレベーターの発売により、お客さまにより短納期で柔軟な対応ができるようになります。
日立は、今後タイ・フィリピン・インドをはじめアジア・中東地域に対して、本エレベーターの販売を順次拡大します。またこうした活動を通して、同地域で5,000台規模の昇降機の受注をめざします。
株式会社日立ビルシステム カスタマー・サポートセンター
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