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かご内情報メディアディスプレイ導入事例

クレアシティ池田呉服町様設置運用費を負担することなく
利用者に有用な情報を配信

導入のメリット

機器の設置から運用まで
無料で導入でき、
管理の手間も不要

生活に密着した情報配信で
エレベーターの利用時間が
有意義に

マンション
居住者同士の
会話のきっかけにも

阪急宝塚線の池田駅から徒歩3分の好立地に建ち、通勤や通学に便利な「クレアシティ池田呉服町」。地上12階建てで1階と2階は店舗、3階から住戸フロアとなるこの分譲マンションでは、居住者の縦の移動手段となるエレベーターにかご内情報メディアディスプレイを導入しました。その経緯について同マンション管理組合の堺幸雄氏にお話を伺いました。

課題日常的な経路で居住者に
お知らせを伝達したい

2012年に竣工した総戸数40戸の「クレアシティ池田呉服町」。間取り3LDK~4LDKのファミリー向け分譲マンションで、子どもから高齢者まで幅広い年齢層の入居者が1台のエレベーターを利用しています。
「2021年冬ごろに情報メディアディスプレイのニュースリリースを見て、“これはよさそう”と興味を持ちました。ちょうど対面での会話が難しくなっていたコロナ禍で、居住者の方々にオンラインで情報を発信できるものはないかと情報収集していたところだったため、管理会社を通じて日立さんに問い合わせをしました」と話すのは管理組合の堺氏。エレベーター内に設置できる情報メディアディスプレイは、ニュースや天気予報、お役立ち情報、そして将来的には任意で作成したメッセージの配信も可能になるデジタルサイネージ(電子看板)です。
「居住者へのお知らせは館内の掲示板や各戸への通知配布で行っていましたが、掲示板はエントランスの少し奥にあるため見落とされることも多く、伝達がうまくいかないことがありました。例えばゴミ回収に関する注意喚起といった重要事項は、普段の経路の中でお知らせできればと思っていたので、情報メディアディスプレイはまさに適任。しかも、設置運用費が無料のため、管理組合の理事会でもスムーズに承認されました」(堺氏)

クレアシティ池田呉服町外観

配信情報がエレベーター内での
コミュニケーションのきっかけに
成果

設置工事にあたっては、通勤・通学時などエレベーターをよく使う時間帯は避けてほしいとのご要望を受け、平日の午前中に実施し、2時間半ほどで問題なくスムーズに終了しました。
設置以降、居住者からは「導入してよかった」との感想が寄せられ、コンテンツの中でも天気予報やニュースをチェックする人が多く、日常に役立てているようです。とりわけ一番の導入の効果は、「居住者同士で会話するきっかけになること」と堺氏は話します。
「これまでエレベーター内ではほとんど無言でしたが、画面の天気予報などを見て、“今日は天気がよさそうですね”などと会話するようになりました。こうした普段からのコミュニケーションは、災害時などいざというときの助け合いにつながると思います」(堺氏)

機器仕様

エレベーター利用時のちょっとした時間に、日常に役立つ情報を届ける情報メディアディスプレイ。自動で表示されるコンテンツは、日、週、月、季節などに合わせて定期的に更新される

抱負任意でテキストを作成し
発信できる機能に期待

「将来機能として管理会社や管理組合からのお知らせを発信できるテキスト表示が実装されると聞いているので、活用していきたいですね。居住者からは電車の運行情報やローカルニュースといった情報も配信してほしいという要望もあり、期待感が高まっています」(堺氏)

  • 堺 幸雄氏

    エレベーターのリニューアル時にはタッチレスボタンの導入なども検討したいと思います。今後もさまざまな相談に乗っていただきたいですね。

    クレアシティ池田呉服町
    管理組合
    堺 幸雄氏

  • 大西 孝典

    エレベーターを安全・安心にご利用いただけるように努力するとともに、管理面のお困りごとに沿った提案ができるよう尽力していきます。

    株式会社日立ビルシステム 関西支社
    第二営業部 第一グループ
    大西 孝典

広報誌BUILCARE No.218より

かご内情報メディアディスプレイのご利用には保全契約が必要です。電気代はお客さま(マンション管理組合など)のご負担となります。
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