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BIVALE導入事例

株式会社サイサン KSビル様ビル管理システムの更新と同時に
省コスト・セキュリティ強化・
エネルギー管理を実現

導入のメリット

遠隔故障監視で
夜間の
人員配置を削減

ICカード導入で
テナントの
利便性を向上

消費電力量などを
PCで管理
省エネ効果に貢献

LPガスの「ガスワン」や富士山麓の天然水「ウォーターワン」事業を展開している株式会社サイサン。本社のあるさいたま市のKSビルは、床面積約7200平方メートルの中規模ビルで、テナント9社が入居しています。ビル管理システムが老朽化したのを機に、昨年9月「BIVALE」を導入。導入の経緯や成果についてサイサン人事総務部 総務課 課長の内藤裕季子氏にお話を伺いました。

課題ビル管理システムの更新と
ビル管理の効率化

空調などのビル設備の監視を行うビル管理システムの導入から12年が経過し、システムの更新時期を迎えていました。ビル管理システムの入れ替えは場合によっては数百万円かかり、長く使用したい気持ちはあるものの、故障が発生した場合にビル運営に支障が出るので不安でした。また電気や空調、給排水など各種設備の点検・管理は、設備管理員が24時間365日常駐し行っており、その人的コストの見直しという課題もありました。さらに、夜間や休日の入館方法は通用口のテンキーのみのため、暗証番号を読み取られ、不正入館される心配もあり、セキュリティの強化も重要な課題でした。

社内

ビル管理、セキュリティ、
省エネ管理をBIVALEひとつで
成果

ビルの総合管理をお願いしている日立の営業の方に相談すると、ビル管理システムの見直しをすすめられ、弊社のような中規模ビルには、ビル管理に加え、エネルギー管理やセキュリティ強化も同時に実現できる「BIVALE」が向いていると提案されました。確かに、少人数でビル管理をしている弊社に適していると思いました。セキュリティ強化やエネルギー管理ができ、コスト削減も同時に実現できることから、導入に至りました。コストの面では、「BIVALE」がレンタル形式の月額料金制で、初期費用がかからないことが大きかったです。また従来のビル管理システムが更新の度に多額の費用がかかるのに比べ、「BIVALE」は専用サーバーがいらないため更新の必要がなく、ライフサイクルコストを低減できること。さらに、遠隔故障監視システムの導入によって、24時間365日、日立カスタマーセンターで監視を行え、夜間の人員配置が不要になり、人件費を削減できたことも大きなメリットでした。セキュリティ面ではICカードの導入によりテナント様の利便性も向上しました。今まで警備設定については、通用口にあったキーボックスに、保管する警備キーを差し込んで設定をしていましたが、キーボックスも老朽化したことから、「BIVALE」の導入に伴い、全てICカードで警備セットする方法に切り替えることができました。テナントの従業員様各々が所有する1枚のカードで、テナント入口の施錠・解錠をはじめ、夜間や休日の通用口解錠、さらには、フロアや全館の警備設定もできるようになりました。

ICカードでの警備セットイメージ図

ICカードでの警備セットイメージ図

エネルギー管理の面では、パソコンから使用電力量などを常時確認できるため、省エネを図ることもできます。その情報は各テナント様も見ることができ、こまめに使用電力量を知りたいというテナント様のニーズに応えることができると同時に、テナントごとの使用電力量を計算する事務作業を減らすことができました。弊社はLPガスを扱うエネルギー業者として、日ごろから省エネに積極的に取り組んでいます。年間の電気の基本料金は、過去1年間の最大電力量(デマンド)をもとにした契約料金で決まります。「BIVALE」は、デマンドが契約電力を超過する前に担当者にメールで警報を送ることができます。

設定イメージ図

監視カメラ

抱負削減できたビル管理費を
テナントサービスの向上に活かす

ICカードキーと防犯カメラを採用したセキュリティが評価され、「BIVALE」導入前には数室あった空室が満室になったことは予想外の成果でした。今後は、「BIVALE」導入により削減できたビル管理費を、他の部分の改修に充てて、テナント様へのサービスのさらなる向上を図っていきたいです。

  • 内藤 裕季子 氏

    株式会社サイサン
    人事総務部 総務課 課長
    内藤 裕季子 氏

広報誌BUILCARE No.187より

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