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ニュースリリース:2016年


2016年10月4日

2015年度グッドデザイン金賞受賞の
新世代エレベーター「HF-1」を「日本交通公社ビル」に初納入

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図1:「日本交通公社ビル」納めエレベーターのかご内

株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)と株式会社日立ビルシステム(取締役社長:佐藤 寛)は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2015年度グッドデザイン賞」において「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞した、新世代エレベーター「HF-1」の第一号機を、「日本交通公社ビル」(東京都港区南青山)に納入しました。

この「HF-1」は、人が移動する際、無意識に期待する「スムーズで、安全、快適な移動」の提供をめざすもので、日立の昇降機の製品、サービスに関する基本コンセプトである「HUMAN FRIENDLY for Hitachi Elevators/Escalators(以下、HUMAN FRIENDLY)」を具現化したエレベーターです。「HF-1」は、移動時に心地よい、上質な空間を利用者に提供するため、かご内の空間全体から細部に至るまで、圧迫感を感じさせない曲線的なデザインを施しています。かご位置表示などの情報が直感的に視認できる縦長液晶ディスプレイを装備し、また、時刻に合わせてかご内照明の色調を変化させる機能や、聞きとりやすいサイン音などを採用するなど、細部まで心地の質にこだわり、「あなたを思いやること、心地よくすること」をめざしたデザインとなっています。

「日本交通公社ビル」について

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図2:「日本交通公社ビル」外観

納入先の「日本交通公社ビル」は、観光を専門とする実践的学術研究機関である公益財団法人日本交通公社が本年8月に落成した社屋です。

公益財団法人日本交通公社の本部移転に伴い、これまで別のビルで運営していた「旅の図書館」と本部の調査研究部門が一体化し、新たな観光研究ネットワークの拠点としてオープンしました。本施設は事務所としての機能だけでなく、図書館の利用や研究会などの交流空間となるため、利用者への快適な空間提供と「HUMAN FRIENDLY」のコンセプトが合致し、このたびの「HF-1」納入につながりました。

日立昇降機の製品、サービスに関する基本コンセプト「HUMAN FRIENDLY」について

「HUMAN FRIENDLY」は2015年7月に策定した、日立昇降機の製品、サービス全般に関する基本コンセプトです。本コンセプトに基づき、エレベーター、エスカレーターなどの昇降機の開発、製造およびサービスの提供において、デザイン性と最新の技術を融合した「人の無意識な行動に寄り添う製品やサービス」の提供をめざしています。

納入エレベーターの概要

機種名 用途 定格速度 定員 積載量 台数
HF-1 乗用 60m/分 15人 1,000kg 1台
スクロールできます
スクロールできます

本件に関するお問い合わせ先

株式会社日立製作所 ビルシステムビジネスユニット カスタマー・サポートセンター
電話:0120-508-104 (フリーダイヤル)

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