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業界初のエスカレーター専用監視カメラシステムを発売


2008年8月7日

株式会社日立ビルシステム(取締役社長:池村敏郎/以下、日立ビルシステム)は、エスカレーター専用の監視カメラシステムを業界で初めて開発し、商業施設向けに8月18日から発売します*1 。本システムは、エスカレーターのアクリル製保護板の手前に、同材質の円筒形パイプを取り付け、その内部にカメラを収容して監視・録画するものです。従来は、エスカレーターの設置状況によって、カメラの取り付けが困難な場合がありましたが、本システムは、保護板があるエスカレーターであれば容易に導入でき、施設の美観を損なうこともありません。

今回発売するカメラシステムは、エスカレーターと天井間の狭角部に危険防止用で設置されているアクリル製保護板の手前に、同材質の円筒形パイプを取り付け、その内部にカメラを収容、ハードディスクドライブ搭載のデジタルレコーダーで約5日間*2 の映像記録を行うものです。これにより、転倒事故などが発生した際に、客観的な事故状況の把握が可能になります。また、エスカレーターからの乗り出し、いたずらなどの危険行動を抑止する効果も期待できます。さらに、交差配置されるエスカレーターでは、上り側エスカレーターの乗り口と下り側の降り口を1台のカメラで同時に撮影ができ、カメラ設置台数を最小限に抑えることができます。

日立ビルシステムは、1996年にエレベーター向けの防犯カメラを商品化して以来、ビルやマンション、商業施設など、さまざまな場所に、約12万台に及ぶ防犯カメラを設置してきました。今後、エスカレーターやその他の防犯カメラ、ビル設備のメンテナンスを契約いただいているお客様を中心に、本カメラシステムのトータルな管理サービスを提供していきます。

*1納入開始は10月からになります。
*2カメラ1秒3コマ記録、16台接続時(画質・記録方式により異なります)

本カメラシステムの主な特長

  1. 美観を損ねないデザイン
    エスカレーターの危険防止用のアクリル製保護板と同じ材質の透明な円筒形のパイプ内にカメラを収め、保護板との意匠的な統一を図り、施設の美観を損ねないデザインとしました。
  2. 1台のカメラで広範囲の撮影が可能
    1台のカメラで、乗降口だけでなく、エスカレーターの斜行部分ほぼ全域の撮影が可能です。また、交差配置されるエスカレーターでは、上り側エスカレーターの乗り口と下り側の降り口を1台のカメラで同時に撮影ができ、カメラ設置台数を最小限に抑えることができます。
  3. 月額レンタル方式で容易に導入可能
    導入時の初期費用が不要な、月額レンタル方式が利用できます*3 。レンタル料金には機器の点検・修理などのアフターケアが含まれています。さらに、機器の故障を検知する「未録画抑止装置」を標準装備し、万一の故障時は全国350カ所の最寄りのサービス拠点からエンジニアが出動し、迅速に対応します。

*3カメラ1台あたり月額7,000円(カメラ6台設置時、工事費別)

本カメラシステムの設置例

本カメラシステムの設置例

交差乗り継ぎ形エスカレーターでの映像例

本件に関するお問い合わせ先

株式会社日立ビルシステム ビル事業部 (担当) 田丸
〒101-8941 東京都千代田区神田美土代町7番地
TEL 03-3219-9220(直通)

報道機関お問い合せ先

株式会社日立ビルシステム 法務部 (広報担当) 山添、小川
〒101-8941 東京都千代田区神田美土代町7番地
TEL 03-3219-9176(直通)

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