2007年3月2日
株式会社日立ビルシステム(本社:東京都千代田区神田美土代町、取締役社長:以下、日立ビルシステム)は、大規模地震をはじめとする広域災害発生時の昇降機・ビル設備の迅速な復旧体制整備を目的として、最大震度5強(2005年7月に発生した千葉県北西部地震と同程度)の地震を想定した訓練を2007年1月から順次全国の各支社単位に実施し、3月2日(金)には東京地区での訓練を行いました。
日立ビルシステムは、2005年7月に発生した千葉県北西部地震の対策として、遠隔監視診断装置と全メンテナンスエンジニアに配布した携帯電話型メンテナンスツールおよび社内情報ネットワークを連携した「広域災害支援システム」を開発し2006年1月に本稼動いたしました。今回の訓練では実際にエレベーターが停止した状況をシステム上に模擬作成し、各サービス拠点やメンテナンスエンジニアが本システムを活用し復旧対応にあたる訓練を中心に、被災支社-本社、非被災支社-被災支社間の支援体制確認、お客様への状況報告訓練等を実施しました。これにより、万一の広域地震発生においても迅速な体制整備と復旧支援が可能になる事を確認しました。
日立ビルシステムは、今後も地震などの広域災害時における復旧サービス体制の見直しをすすめるとともに、こうした実地訓練を通して広域災害への対応力を強化していきます。
株式会社日立ビルシステム 法務部 (広報担当) 山添、小川
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