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Hitachi

株式会社日立ビルシステム

大地震に備える

いつ発生するかわからない大地震。
地震が発生したとき、落ち着いて行動するためには、日ごろからの備えが必要です。
本特集では、地震への日常の備えや地震時の初期対応について紹介します。

取材協力:東京臨海広域防災公園 そなエリア東京

自分の命を守る日常の「備え」

大地震が発生したとき、公的機関による救助は、生き埋め者や閉じ込め者の救出が最優先されます。
建物の倒壊や火災から逃れて避難した場合でも、支援体制が整うまでは自分の力で生きなければなりません。
その間、最低72時間といわれています。そこまで命をつなぐには、主に次の4つの「備え」が重要です。

モノの備え

非常用持ち出し袋と日常備蓄

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簡易式トイレやラップは特に重要。忘れずに用意しておこう

避難時にすぐ持ち出せるよう、必要最低限のものを非常用持ち出し袋にまとめて、玄関近くなどに置いておくと安心です。必要なものは人それぞれ。避難生活を思い描いてみるとよいでしょう。食器の汚れ防止など使い勝手のよいラップや、水を使わなくても体を拭けるウエットティッシュなどは特に役立つといわれます。飲料水や食料品の備蓄は日常生活で消費しながら多めに買い足していく「日常備蓄」が無理なく備えを保つコツです。下水施設の被災を想定し、簡易式のトイレも不可欠です。

コミュニケーションの備え

家庭や地域で共通の認識を持つ

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災害の発生時、何より心配なのは家族の安否です。災害時には電話がつながりにくくなるため、安否確認には「災害用伝言サービス(災害用伝言ダイヤル、災害用伝言板など)」を使うとよいでしょう。毎月1日と15日は災害用伝言サービスの体験利用提供日なので、試しておくと安心です。また、避難するときに備えて、あらかじめ集合場所を決めておきましょう。どのような場面でどう行動するのがよいか、家庭や地域でともに学んでおくと役立ちます。ビルやマンションでは防災・避難ルールを定め、訓練を通じて周知徹底を図りましょう。

室内の備え

まず耐震化と家具の固定・転倒防止

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家具の転倒・移動に備えて
しっかりと固定する

地震で亡くなったり負傷したりする主な原因は崩れた建物や倒れた家具の下敷きになることです。建物の耐震化はもちろんですが、家具の転倒防止対策も欠かせません。注意したいのは寝室です。就寝中に大きく揺れると、安全な場所にすぐ移動できません。寝室内で家具転倒の恐れがある場所にはなるべく寝ないようにしましょう。寝床と家具の位置関係を把握する他、家具の転倒防止策を施しておきましょう。高いところに物を置かないように心がけることも大切です。

室外の備え

地域内の危険と安全を知っておく

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国土交通省「ハザードマップポータルサイト」では、各種ハザードマップの公開状況を市区町村単位で調べることができる

自分が住んでいる地区は安全か、どこに避難すればよいかなど、あらかじめ知っておきましょう。各自治体ではハザードマップを公開しているので、危険度を調べることができます。避難する場合に備えて、自宅周辺の地図で「避難場所」と「避難所」の両方を把握しておくことも重要です。避難場所とは災害から身を守るために一時的に避難する場所のこと、避難所は自宅に戻れない人が生活の場として水や食料・生活物資の配給などを受けられる場所です。

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