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全国お客さま探訪:はるかなる地球の記憶を刻み自然の造形美が息づく幻想世界

秋吉台、秋芳洞の地図

秋吉台、秋芳洞

〒754-0501 山口県美祢市秋芳町秋吉3506-2
TEL.0837-62-0305(秋吉台観光交流センター)

※秋芳洞入洞料:
 大人・高校生1200円/中学生950円/小学生600円

アクセス

  • バス:JR新山口駅から約45分。
  • 車:中国自動車道美祢ICから約15分。小郡萩道路秋吉台ICから約5分。山口宇部空港から約1時間

石灰岩が露出した高原がどこまでも広がる─。独特の景観が訪れる人を魅了する国定公園・特別天然記念物の秋吉台は、山口県美祢(みね)市に位置する日本最大級のカルスト台地です。

この台地を形成している石灰岩は遠い海でサンゴ礁として生まれ、堆積しながら北へと移動し、1億年の年月を費やしてできたもの。面積約130km²、厚さ100m〜1,000mにも及ぶ石灰岩の台地には、古生代の海洋生物の化石も多数含まれています。

巨大な鍾乳洞で自然のスペクタクルを堪能

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鍾乳洞では珍しい"入口から流れ落ちる滝"が見られるのも秋芳洞ならでは

壮大な地球の記憶を宿す秋吉台。その地下にも幻想的な世界が広がっています。カルスト地形を伝って流れた雨水や地下水により、約450もの洞窟が形成されています。その1つが、日本屈指の大鍾乳洞であり、特別天然記念物に指定されている秋芳洞です。

「秋芳洞が地元で知られるようになったのは約660年前。1907年ごろから英国人のエドワード・ガントレット氏による探検や調査が始まり、1909年に観光洞となりました」と話すのは、秋吉台観光交流センター所長の河野哲広氏。

洞内の観光コースは正面入口から洞窟終点となる黒谷入口までの約1kmで、一歩足を踏み入れると、幅が約35m、天井まで約25mという空間の広がりに圧倒されます。往復約1時間の間には見どころも多数。「百枚皿」や「黄金柱」など自然が何万年もの時間をかけてつくり出した不思議な造形と出合う体験を満喫できます。

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水に溶けた石灰分が沈殿して皿のようになった「百枚皿」。皿数は500枚以上

「冒険コース」に挑戦しワクワクの洞窟探検を

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四季折々に異なる表情を見せる秋吉台。冬の景色も趣がある
(1月の風景)

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全長187mの展示空間「タイムトンネル」。地球誕生から現代の秋吉台を伝える

「入洞料にプラス300円で、正面入口近くの岩肌を登る100mほどの『冒険コース』もお勧めです。懐中電灯を片手に、はしごを登ったり、鐘乳石の間をすり抜けたりと探検気分を味わえます。20人以上の予約で、営業後に照明を消した暗闇を懐中電灯の光を頼りにガイドの先導で歩く『闇のロマン探検』も好評で、コウモリなど洞窟内の生物を発見できることもあります」(河野氏)。また、秋芳洞の入口から700mの地点には秋吉台に出るエレベーターもあり、地上の景色と地下世界を楽しむことができます。

「秋芳洞を含め、秋吉台は歴史を物語る貴重な場所であり、2015年9月には日本ジオパークに認定されました。ジオパークとは、地域の見どころを訪ねたり名物を食べたりして、その地域の自然や文化の成り立ち・仕組みを楽しみながら学習する場所です」と河野氏。

想像を超える地球の神秘を体感する旅をしてみませんか。

太田 長夫 氏

美祢市総合観光部観光総務課主幹
兼秋吉台観光交流センター所長

河野 哲広 氏

これからの季節は、1年を通して17℃と冬も暖かな秋芳洞はもちろん、秋吉台もお勧めです。特に、2月の山焼きのあとは、黒く焼けた台地と白い石灰岩のコントラストが見事で、ダイナミックな景色をお楽しみいただけます。

台地を炎が走る秋吉台山焼き

【Pick Up !】
台地を炎が走る秋吉台山焼き

良質な草原を維持するために、数百年もの昔から受け継がれている秋吉台の山焼き。毎年2月の第3日曜日に行われ、春を呼ぶ風物詩として多くの観光客が見学に訪れます。
130km²もの広大なカルスト台地の周囲から火が放たれ、中心に向かって炎が走る光景は迫力満点です。