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全国お客さま探訪:東洋の至高の名品がそろう美と安らぎの空間

岡田美術館

岡田美術館

〒250-0406 神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1

TEL.
0460-87-3931

休館日:展示替日・12月31日・1月1日

美術館入場料:大人2800円/小中高生1800円
庭園料:300円/足湯入湯料:500円。美術館ご利用の方は、足湯入湯料は無料です

アクセス

  • 電車:小田急線箱根湯本駅から伊豆箱根バス、もしくは箱根登山バス「小涌園」より徒歩1分。
  • 電車:JR小田原駅から伊豆箱根バス、もしくは箱根登山バス「小涌園」より徒歩1分。
  • 車:東名厚木ICより約60分。東名御殿場ICより約40分。

岡田美術館の地図

 箱根の山の中腹にある日本有数のリゾート地・小涌谷(こわくだに)
に日本中の美術ファンが関心を寄せる美術館があります。展示面積約5,000平方メートルにも及ぶ会場に、東アジア(日本・中国・韓国)の古代から現代までの美術品約350点を常時展示する「岡田美術館」です。
 野々村仁清(ののむらにんせい)作「色絵輪宝羯磨文香炉(いろえりんぽうかつまもんこうろ)」、渡辺崋山(わたなべかざん)筆「虫魚帖(ちゅうぎょじょう)」などの重要文化財をはじめ、近年奇跡的に発見され、昨春60余年ぶりに公開された喜多川歌麿の肉筆画「深川の雪」や、新収品となった速水御舟(はやみぎょしゅう)の水墨画「木蓮(春園麗華)」など、"この1点のために訪れてもいい"と美術ファンが思う名品を所蔵しています。
 民間美術館では日本最大級といえるこの美術館を設立したのは実業家の岡田和生氏。学芸員の近森愛花氏は「もとは西洋美術の愛好家でしたが、江戸時代の琳派の画家、尾形光琳筆『雪松群禽図屏風(せっしょうぐんきんずびょうぶ)』(岡田美術館所蔵)と出会い、そのエネルギーに圧倒され、日本をはじめ東洋の美術品を収集し、美術館をつくろうと構想を抱くようになったそうです」と、話します。

日本・中国・韓国の陶磁器や絵画などの名品が充実

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 1階は「中国陶器・青銅器・韓国陶磁」、2 階「日本陶磁・ガラス」、3階「屏風を中心にした日本絵画」、4 階「日本絵画・書跡」、5 階「仏教美術」と、フロアごとに異なるジャンルの美術品が展示されています。ミッドナイトブルーで統一された部屋は、壁面の明るさが抑えられており、LEDライトを浴びた作品が浮かび上がる様は息をのむほどの美しさです。「美術館に展示するのにふさわしい美術品、"ミュージアムピース"の中でも、特に優れたもの、保存状態のいいものの蒐集(しゅうしゅう)を心がけています」と近森氏。その質の高さに驚かされます。
 「いくつかの作品の前には、液晶タッチパネルによる作品解説を設置しています。お子さまにもわかりやすいプログラムも入っており、好評です」(近森氏)。

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中国陶器コーナー。写真左手は中国殷時代後期の「饕餮文方罍(とうてつもんほうらい)」

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5階仏教美術コーナー。中央は「木造薬師如来坐像」(平安時代/重要文化財)

自然豊かな庭園と源泉掛け流しの足湯も楽しめる

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美術館正面を飾る福井江太郎による巨大壁画「風・刻」

 美術館を鑑賞した後は、約15,000平方メートルの庭園の散策がお勧めです。美術館の庭園は、明治時代に存在した欧米人向けのホテル開化亭(かいかてい)」の跡地で、樹木の間には湧き水が流れ、豊かな自然を体感することができます。「美術館正面には日本画家・福井江太郎による巨大壁画「風(かぜ)・刻(とき)」(風神雷神図)があります。画の中でたなびく布は、箱根を巡る風を表現したものです。それをご覧になりながら源泉掛け流しの足湯をお楽しみいただけます」と近森氏。
 美と安らぎを体験しに岡田美術館を訪ねてはいかがでしょうか。

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四季折々に景色を変える庭園。沢の音に耳を傾けながら、森林浴ができる

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昭和初期の日本家屋を改装したカフェ「開化亭」。ランチや喫茶が楽しめる

近森 愛花 氏

岡田美術館
学芸員・広報

近森 愛花 氏

アートを鑑賞いただいた後は、自然豊かな庭園の散策と源泉掛け流しの足湯をお楽しみいただけます。ご家族連れなど、幅広い年齢層の方に来ていただきたいです。

深川の雪

【Pick Up !】
歌麿による幻の名作『深川の雪』を再公開

「深川の雪」は、「品川の月」(米国・フリーア美術館蔵)、「吉原の花」(米国・ワズワース・アセーニアム蔵)とともに、喜多川歌麿が手がけた「雪月花」三部作の一つとして知られる大画面の肉筆画。奇跡的に発見され、昨春60余年ぶりに公開され大反響を呼びました。2015年も4月3日から8月31日まで公開されます。