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株式会社日立ビルシステム

全国お客さま探訪:極上のラスクを生み出す「お菓子の殿堂」へようこそ

今年創業110年を迎える老舗菓子メーカー「ガトーフェスタ ハラダ」。
素材にこだわったラスクが看板商品です。人気の洋菓子が生まれる舞台裏を訪ねました。

群馬県高崎市新町を通る国道17号沿いの一角に、早朝からただよう芳醇なバターの香り。「ガトーフェスタ ハラダ」の洋菓子製造工場「シャトー・デ・エスポワール」で、ラスクづくりが始まりました。

ヨーロッパの洋館をモチーフにした建物から、次々と焼きたてのラスクが運び出されていきます。出荷先は群馬県内をはじめ、東京、関西、福岡など全国各地に広がる直営店の数々です。

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ガトーラスク「グーテ・デ・ロワ(王様のおやつ)」は、フランスパンにバターとグラニュー糖を振りかけて焼き上げたフランスの伝統菓子。さっくりとした歯ごたえと、溶かしバターの香ばしい風味があとをひきます。

「ガトーフェスタ ハラダ」のラスク

シンプルな菓子だけに、素材の質がものをいいます。小麦は地元の製粉会社と協力して、ラスクに最適な粉の配合を研究。味の決め手となるバターには高級ホテルの厨房でも使用される、厳選されたバターを用いています。

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同社管理本部庶務部の根岸政彦部長は「素材選びから工場内の空調管理まで、こだわりのオリジナルレシピを守っています」と語ります。“王様”の名にふさわしい、ぜいたくな菓子といえます。

ラスク製造量は1日100万〜120万個、年末年始などピーク時は150万個にのぼります。高品質な製品の大量生産を可能にしたのが、「シャトー・デ・エスポワール」で導入した最先端機器です。

「ガトーフェスタ ハラダ」根岸部長
「“あと1枚”が食べたくなるラスクの味を守るために、素材や温度管理にこだわっています」と根岸部長

手間のかかる仕上げチェックや製品の小分けは、スキャナーと連動するロボットアームが対応。フランスパンの焼き上げには全長30mの全自動オーブンをフル活用するなどして、増産要求に応えています。

工場に足を運べば、これら最先端機器を使ったラスク製造の現場を自由に見学できます。「シャトー・デ・エスポワール」では、ラスクの生産ラインがある3〜4階に見学ギャラリーを設置。 オーブンからフランスパンが焼き上がる様子や、ロボットアームがラスクを次々と仕分けていく様子をすぐそばで眺められます。

パネル見学
ラスクや洋菓子について詳しく学べる液晶パネルの画像解説

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「洋菓子を通じて芸術に慣れ親しんでほしい」という想いから、地元で音楽や絵画、書道などに取り組む人たちが発表の場として活用できる多目的ホールも備えています。洋菓子製造工場という枠を超え、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる人気のスポットになっています。

コンサート
シャンソンコンサートなど芸術活動の発表の場として活用されているホール

工場見学やコンサートを楽しんだ後は、隣接する直販店で焼きたてのラスクや洋菓子を買ってみるのもいいでしょう。極上のラスクが生まれる「お菓子の殿堂」にぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

直販店
工場に隣接する直販店は、オープンと同時に大勢の買い物客でにぎわう

街の小さなベーカリーが地域の応援で人気菓子店へ成長

ハラダは1901 年(明治34年)、和菓子店として創業。46年に製パンに着手し、60年以上パンづくりに打ち込んできました。
 しかし食文化の多様化とともに、スーパー、コンビニ等の進出により経営が厳しくなり、「パンのハラダならではの質の高い商品を開発しよう」。そこで考案されたのが、パンづくりの技術を生かし、質を追求したラスクでした。
 「おいしいことに一つとして妥協はない」。従来品にとらわれることなく、ハラダブランドの極上のラスクをつくるために研究を重ね、あのサクッとした独特の食感に到達。地元のスズラン百貨店をはじめ、地域の協力を得ながら販路拡大に取り組んだ結果、大手百貨店への進出に成功。人気に火がつきました。
 「地元の支援なくしてこのラスクはできなかった」と同社。地域に根ざした地道な取り組みが、小さなベーカリーを全国有数の人 気菓子店へと成長させました。

「ガトーフェスタ ハラダ」

パティスリークリエーション
ガトーフェスタ ハラダ
〒370-1301 群馬県高崎市新町1207
TEL:0274-40-3331