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制御リニューアル(G_Select2)導入事例

ビオレ町田ビル様テナント第一のリニューアルで
安全性と意匠性が向上

導入のメリット

デザインパネル/
マットの採用で
かご内に傷がつきにくく
モダンな印象に

タッチレスボタンで
安心・快適な
利用が可能に

かご内の
カラーリングにこだわって
開放感を演出

JR・小田急線町田駅から徒歩5分圏内の好立地に位置する「ビオレ町田ビル」。地上7階建てで1フロアに1テナントが入居する同ビルでは、1993年の竣工時から稼働してきたエレベーターのリニューアルを実施しました。
その経緯について、「ビオレ町田ビル」のオーナーの澁谷章氏にお話を伺いました。

課題部品問題による稼働停止を防ぎ
かご内の意匠を一新したい

町田駅前のにぎやかな一角にある「ビオレ町田ビル」は、カフェや人材派遣会社、結婚情報サービス会社、美容室、矯正歯科などが入居している店舗・事務所ビルです。それぞれのテナントを訪れるお客さまも多く、その移動をビルの竣工時から1台のエレベーターが支えてきました。トラブルはありませんでしたが、管理会社から「年月を重ねると供給停止になる部品があるため、リニューアルの必要がある」と知らされました。
「その部品が故障した場合、復旧までにエレベーターを長期間停止させなければならないと聞きました。それでは、テナントに迷惑をかけてしまうため、リニューアルを決めました。壁の傷や塗装のはがれなど、かご内の経年劣化も気になっていましたので、誰もが気持ちよく利用できるようにリニューアルに合わせてかご内の意匠も一新したいと考えました」(澁谷氏)

建物外観

多くの人が利用する「ビオレ町田ビル」のエレベーター。
スタイリッシュな意匠に刷新

デザインへのこだわりと
タッチレス化で快適空間に
成果

リニューアル工事に関しては、テナントに最大限配慮し、「営業中はエレベーターを止めない」と決め、2021年末の営業終了後から1月4日の営業開始時間までに工事を完了させるスケジュールを組みました。さらに、日立と管理会社が各テナントを回り、工事の事前周知を徹底したことで一切苦情もありませんでした。
「リニューアルで特にこだわったのは、かご内の意匠です。床の『デザインマット』は落ち着いた色を選び、壁面の上部は明るい色調にすることで開放感を演出しました。また、従来の養生マットから養生機能と意匠性を兼ね備えた『デザインパネル』に更新したことで、かご内がおしゃれな印象になり、利用者の方々が快適に利用できるようになったと思います」(澁谷氏)
加えて、日立と管理会社の提案により、「センサー一体型タッチレスボタン」を導入しました。これは、行先階ボタンに手を近づけるだけで、行先階を登録することができる画期的なシステムです。テナントからは「安心してエレベーターが利用できるようになった」と好評を得ています。さらに管理会社ではBUILLINKの登録をしたことで、エレベーターの稼働状況がいつでも把握できるようになり、安心感が増したといいます。

センサー一体型タッチレスボタン
センサー一体型タッチレスボタン

ボタンに触れず登録できる「センサー一体型タッチレスボタン」を導入。
行先階ボタンに手を近づけるだけで利用が可能

デザインパネル

壁面に「デザインパネル」を設置し、
養生機能と意匠性をプラス

デザインマット

シックな見た目の「デザインマット」を採用。
掃除がしやすく清潔感をキープ

抱負空間に価値をプラスし
選ばれるビルに

「私が携わっているビル事業では、直接お客さまのもとに出向いて営業することはありません。ビルの使いやすさや快適さ、設備などを整え、いかに空間に価値をプラスできるかということが競争力になります。現在、複数のビルを運営していますが、お客さまから選ばれる空間づくりをしていきたいと考えています」(澁谷氏)

  • 澁谷 章氏

    ビルのオーナーとして、トラブルが起きたときに素早く対処することを大事にしています。今後も日立さんのメンテナンスに期待しています。

    澁谷興業合名会社
    代表社員
    澁谷 章氏

  • 山口 卓朗

    エレベーターは命を預かる設備ですので緊急時のスピーディーな対応はもちろん、日頃のメンテナンスにも注力していきます。

    株式会社日立ビルシステム
    首都圏支社 ビジネスパートナー第一営業部
    主任
    山口 卓朗

広報誌BUILCARE No.216より

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