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YANMAR TOKYO

Example of construction

駅直通の立地を活かした
高アクセスを実現

JR東京駅八重洲口目前の旧ヤンマー東京ビル跡地にオフィスと商業施設からなる複合施設「YANMAR TOKYO」が誕生しました。八重洲は、東京駅唯一無二の交通結節点であり、東京都における都市再生特別地区の一つとして複数の都市計画が同時に進められており、今後大きく生まれ変わるエリアになります。本建物は、環境性能に優れた自社製品の常用ガスエンジン発電機によるコージェネレーションシステム等の最新環境技術を導入した環境負荷低減、防災対応力の強化、歩行者ネットワークの整備等を実施し、社会への貢献を目指しています。また、中間層免震構造の採用による災害対策の強化や八重洲地下街等を通じてJR東京駅直通の立地を活かした高アクセスを実現しています。

エレベーターホール

建物外観

建物外観

名称
YANMAR TOKYO
所在地
東京都中央区八重洲二丁目1番1号
建築用途
事務所、物販店舗、飲食店舗、自動車車庫
敷地面積
1,489.79㎡
建築面積
1,360.07㎡
延床面積
21,775.59㎡
建屋高、軒高
63.85m
構造
S造(一部、SRC造)
階床数
地下3階、地上14階、塔屋2階

災害対策を意識した
中間層免震建物に対応した構造や
ホールでの待ち時間の退屈さの解消

昇降機設備は、エレベーター8台、エスカレーター5台、合計13台が納入されています。その中で日立はエレベーター8台を納入しました。内、エレベーター7台は災害対策を意識した中間層免震建物に対応した構造としています。乗用エレベーター6台は昇降路の壁がガラスで形成されています。ホール壁ガラス枠とエレベーター三方枠は見付を最小化し、ホールボタンとホールランタンとも一体に見せる納まりにしたことで透明感をさらに高めています。全階ホールから常に動いている機器が見られることで、ホールでの待ち時間の退屈さの解消にも一役担っています。また、昇降路内とホール機器は黒色で塗装している一方で、かご室内は対象的な白色を基調にしており、室内での圧迫感を感じることもなく目的階へ移動出来ます。低層用エレベーター昇降路もガラス壁を採用することで、エントランスに開放感をもたらしています。三方枠、乗場戸と昇降路内機器をマットな黒色とすることで、建物エントランスのルーバー天井を際立たせています。待機時には地下階へ移動させることで、行き交う人の視界を妨げない工夫を施しています。

エントランス

ガラス壁を採用し
透明感と
開放感のある
エントランスに

エントランス

Elevator

  • EV5号機 かご内

    EV5号機 かご内

  • EV5号機 ホールボタン

    EV5号機 ホールボタン

エレベーター仕様(計8台)

号機 用途 運転方式 積載質量
(kg)
定員
(名)
速度
(m/min)
台数
(台)
備考
EV1~3 乗用 全自動群管理方式 1150 17 180 3 車いす仕様(EV1)
EV4~6 1150 17 180 3  
EV7 乗合全自動方式 750 11 60 1 車いす仕様
EV8 人荷用 1900 29 105 1 兼非常用
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