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虎ノ門ヒルズ ステーションタワー

Example of construction

発信する都市へと進化する
国際新都心、
グローバルビジネスセンター

「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は、東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅と一体的に開発した多用途複合の超高層タワーです。メインタワーの「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」をはじめ、「グラスロック」、「虎ノ門ヒルズ 江戸見坂テラス」の計3棟から成り立っています。
ステーションタワーは、国際水準のオフィス、地下鉄駅前広場と一体となった商業施設、グローバルプレイヤーの滞在に最適な東京初進出のハイクラスホテルなどに加え、建物最上部には、新しい価値や体験、情報を発信する舞台となる情報発信拠点「TOKYO NODE」を有し、世界に向けて「発信する都市」へと進化します。地上、地下、デッキレベルの重層的な交通ネットワークを強化、拡充することによって、「虎ノ門ヒルズ」の交通結節機能を大幅に強化するとともに、エリア全体の回遊性の向上と賑わいの創出に貢献します。また、歩行者デッキにより虎ノ門ヒルズの各施設がバリアフリーで接続されています。
「虎ノ門ヒルズ」は、2014年竣工の「森タワー」、2020年竣工の「ビジネスタワー」、2022年竣工の「レジデンシャルタワー」に、「ステーションタワー」が加わることで、「六本木ヒルズ」に匹敵するスケールとインパクトを誇る「国際新都心、グローバルビジネスセンター」として完成しました。

エレベーターホール

建物外観

建物外観

正式名称
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
所在地
東京都港区虎ノ門一丁目、二丁目の一部
建築用途
事務所、店舗、ホテル、住宅、情報発信拠点 他
敷地面積
約13,960㎡
建築面積
約10,730㎡
延床面積
約253,540㎡
・虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
  約236,640㎡
・グラスロック
  約8,800㎡
・虎ノ門ヒルズ 江戸見坂テラス
  約8,100㎡
構造
S造(一部SRC 造、RC造)
階床数
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
地下4階、地上49階
グラスロック
地下3階、地上4階
虎ノ門ヒルズ 江戸見坂テラス
地下1階、地上12階
建屋高さ
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
約266m
グラスロック
約30m
虎ノ門ヒルズ 江戸見坂テラス
約59m

壁がガラスで構成された
シャトルエレベーター
かご背面全面と側面背面側に
展望窓を設置

昇降機設備は3棟全体で、階高固定式のダブルデッキ構造のエレベーターや、積載8トンの超大容量エレベーターをはじめとするエレベーター78台、エスカレーター41台、小荷物専用昇降機1台、合計120台が納められています。
日比谷線虎ノ門ヒルズ駅の改札がある地下2階から1階、2階エントランス、7階スカイロビーを結ぶ10台併設の大容量シャトルエレベーターは、昇降路の壁がガラスで構成されており、かご背面全面と側面背面側に展望窓を設置しています。
オフィス用エレベーターのかご内側板にはグラデーションフィルムを挟んだ合わせガラスを採用しており、かご床付近から天井に近づくに連れて、ピンク色から透明となる上質なグラデーションとなっています。
また、オフィス第4バンクのダブルデッキエレベーターは上かご、下かごでかご内意匠が異なっています。下かごはオフィス用エレベーターと同じ意匠ですが、上かごは天井照明に合わせ鏡を応用した無限ミラー構造を採用しており、天井に奥行を感じさせる特殊な意匠となっています。
商業エリアにはハニカム材を挟んだガラスを採用した展望エレベーターが納められています。昇降路の一部がガラス壁となっており、エレベーターの昇降に合わせて、かご内の光がガラス壁越しに照らされ、光が昇降する演出となっています。
ステーションタワーの「TOKYO NODE」には、日立グループとして過去最大級の積載量8トン、速度150m/minの人荷用エレベーターも納められています。建物最上部の情報発信拠点へ向けて、イベント時に使用する機材などの大型機器の運搬や自動車の運搬が可能です。

かご内

かご内

ピンク色から
透明となる上質な
グラデーション

Elevator

  • シャトル1~10号機 かご内

    シャトル1~10号機 かご内

  • オフィス11~18号機 かご内

    オフィス11~18号機 かご内

  • 34~41号機(上かご) 45階乗場

    34~41号機(上かご) 45階乗場

  • ホテル61,62号機 かご内

    ホテル61,62号機 かご内

エレベーター仕様

バンク 号機 用途 運転方式 積載質量
(kg)
定員
(名)
速度
(m/min)
台数
(台)
ステーション
タワー
シャトル 1~10 乗用 全自動群管理方式 3150 48 210 10
オフィス1B 11~18 2000 30 180 8
オフィス2B 19~26 2000 30 360 8
オフィス3B 27~33 2000 30 420 7
オフィス4B 34~41 1600×2 24×2 480 8
スカイロビー 42 乗用 乗合全自動方式 1000 15 60 1
メディア 43 乗用 群乗合全自動方式 1350 20 105 1
44 乗用 1350 20 105 1
メディア
レストラン
45 乗用 乗合全自動方式 1350 20 105 1
メディアレストランサービス 46 人荷共用 1350 20 105 1
大型荷物用 47 人荷共用 8000 116 150 1
商業
サービス
48、49 人荷共用 群乗合全自動方式 1600 24 105 2
商業荷物2 50 人荷共用 乗合全自動方式 1350 20 60 1
商業荷物 51、52 人荷共用 1350 20 105 2
駅アトリウム 53 乗用 乗合全自動方式 1600 24 90 1
商業(客用) 54~57 乗用 全自動群管理方式 1600 24 150 4
駐輪場 58 人荷共用 群乗合全自動方式 1450 22 105 1
59 1200 18 105 1
ホテル(客用) 61、62 乗用 全自動群管理方式 1350 20 150 2
63 1450 22 150 1
ホテル
ラウンジ用
64 乗用 乗合全自動方式 750 11 45 1
ホテル
サービス
65、66 人荷共用 群乗合全自動方式 1600 24 150 2
非常用1 67 人荷共用
兼非常用
1700 26 210(通常時)
300(非常時)
1
非常用2 68 人荷共用
兼非常用
2200 26 210(通常時)
300(非常時)
1
非常用3 69 人荷共用
兼非常用
乗合全自動方式 1600 24 210(通常時)
300(非常時)
1
グラスロック 駅用 EB1、2 乗用 群乗合全自動方式 2000 30 60 2
駐輪場 EB3、4 人荷共用 1350 20 90 2
商業荷物 EB5 人荷共用
兼非常用
乗合全自動方式 1700 26 60 1
江戸見坂
テラス
オフィス WB1、2 乗用 全自動群管理方式 900 13 105 2
住宅用 WB3 乗用 乗合全自動方式 850 13 90 1
デッキ用 WB4 乗用 1600 24 60 1
非常用 WB5 人荷共用
兼非常用
全自動群管理方式 1150 17 105 1

Escalator

  • エスカレーター 19,20号機 5階廊下(下部乗降口)

    エスカレーター 19,20号機 5階廊下(下部乗降口)

  • エスカレーター EB-4~6号機 地下1階連絡通路(下部乗降口)

    エスカレーター EB-4~6号機 地下1階連絡通路(下部乗降口)

エスカレーター仕様

バンク 号機 形式 欄干意匠 速度
(m/min)
階高(揚程)
(mm)
台数
(台)
ステーション
タワー
A 1、3 S1000 透明ガラス 20,30 7250 2
2 S600
B 4、5 S1000 透明ガラス 20,30 6150 2
6 S600 1
C 7、8 S600 透明ガラス 20,30 7350 2
D 9、10 S600 透明ガラス 20,30 6950 2
M 11、12 S600 透明ガラス 20,30 8040 2
E 13、14 S600 透明ガラス 20,30 7000 2
F 15、16 S600 透明ガラス 20,30 6480 2
G 17、18 S600 透明ガラス 20,30 6480 2
H 19、20 S600 透明ガラス 20,30 18480 2
I 21~23 S600 透明ガラス 20,30 6480 3
J 24、25 S600 透明ガラス 20,30 3600 2
K 26、27 S600 透明ガラス 20,30 3800 2
L 28、29 S600 透明ガラス 20,30 4600 2
グラスロック A EB1、3 S1000 透明ガラス 20,30 6250 2
EB2 S600 1
B EB4、6 S1000 透明ガラス 20,30 7200 2
EB5 S600 1
C EB7、8 S600 透明ガラス 20,30 8100 2
D EB9、10 S600 透明ガラス 20,30 7600 2
E EB11、12 S600 透明ガラス 20,30 5500 2

小荷物専用昇降機仕様

バンク 号機 用途 運転方式 積載質量(kg) 速度(m/min) 台数(台)
ステーション
タワー
小荷物用 60 小荷物専用 相互階操作方式 500 23 1
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